第337戦、4月24日発売号●【予想】みんな大好き!春のクラップ祭り�⊂�鉄が6年ぶりの大物食い、全勝クラップに土、第2回ワールド・リーグ戦公式戦、山本小鉄vsキラー・カール・クラップ(75年新日本プロレス松山市愛媛県民館)【正解】猪木が最後のNWF王座決定戦に勝って即封印、NWFヘビー級王座決定戦、猪木vsスタン・ハンセン(81年4月23日新日本プロレス蔵前国技館)
※参考 2019年4月24日発売号は●【予想】「平成」で生まれたライガー、「令和」で引退、獣神ライガーデビュー戦vs小林邦昭(89年4月24日新日本プロレス東京ドーム)【正解】14試合のなかでもっとも輝いた意外性の23歳・橋本、IWGPヘビー級王座決定トーナメント決勝戦橋本真也vsビッグバン・ベイダー。(同)この時点での対戦成績は82戦17勝65敗、勝率207。2013年4月24日発売号は時代は「平成」、初の東京ドーム大会は5万人動員の成功!(同)
【予想解説】75年の「第2回ワールド・リーグ戦」でのクラップは4月4日蔵前国技館での開幕戦で木戸修を僅か2分42秒、ブレーンクローで破り白星発進。
テレビ生中継第2週の4月11日福島県会津若松市体育館(会津体育館、会津鶴ケ城体育館)では初優勝の呼び声が高かった坂口征二と公式戦で対戦、12分19秒、坂口に対角線のコーナーポストに投げられましたが、坂口が突進してきたところをカウンターの凶器攻撃で喉元を一撃し体固めでフォール勝ち。
テレビ生中継第3週の4月18日東京・福生市民体育館ではフリー参戦のストロング小林と公式戦で対戦、地元で張り切るS小林は場外乱闘でも優位に立ち、エプロンに上がってきたクラップをローブ越しのブレーンバスターで担ぎ上げましたが、クラップは担がれながら凶器をタイツから出してS小林の喉元を一撃、不意を突かれたS小林は昏倒しそのままクラップが上になって13分38秒、体固めで勝利を収めてこの日まで全勝。
しかしこの日のクラップと小鉄の公式戦で波乱が…。クラップの反則攻撃をうまくかわした小鉄が9分50秒、バックに廻っての後方回転エビ固め。カウント3が入り、全勝街道を走っていたクラップに土をつけた小鉄が大金星。小鉄は日本プロレス「第11回ワールド・リーグ戦」5月2日、長崎市公会堂で外国人側のエース格だったゴリラ・モンスーンを破って以来6年ぶりの「大物食い」をやってのけました。
クラップは公式戦はこの1敗のみで翌日4月25日広島県福山市体育館での猪木との公式戦で19分29秒、リングアウト勝ち、終盤の5月13日静岡県伊東市青果市場で大木金太郎と両者リングアウトの引き分けで失点1.5点、13.5点でリーグ戦単独首位という上出来な星取りになっています。
勝った小鉄は星野勘太郎とのヤマハ・ブラザーズ対決には敗れましたが8勝7敗の勝ち越し、この年のワールド・リーグ戦が現役フルタイマーレスラーとしての最後の花を咲かせたリーグ戦だったと言えます。
【正解解説】前80年12月IWGP構想が発表され、本連載(14)で書いた通り4月1日には京王プラザホテルにて関係プロモーターが出席しての発足式のレセプションが行われました。
IWGP開催にあたって猪木は73年12月10日東京体育館でジョニー・パワーズを破って獲得したNWF(世界)ヘビー級王座返上を表明しました。途中タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセンを相手に2度の王座転落はありましたが7年4か月に亘り保持していた自らの代名詞的ベルトに別れを告げることになり勝っても負けてもNWFヘビー級王座はこのシリーズ(81年WWFビッグ・ファイト・シリーズ第2弾、インターナショナル・チャンピオンシップ予選)限り、となった訳です。
4月17日、鹿児島県立体育館では猪木にスタン・ハンセンが挑戦したNWFヘビー級選手権試合が行われています。
当初、鹿児島ではボブ・バックランドが猪木の王座に挑戦すると発表されましたがバックランドはアメリカでのスケジュールを優先させて前日の4月16日、大分・宇佐四日市セントラルボウル大会を最後に帰国してしまいました。
猪木はハンセンと鹿児島、蔵前最後のNWF2連戦を闘う事となりました。
試合はハンセンが場外でラリアットを浴びせ猪木はフェンス外へ。フェンスを乗り越えたハンセンは観客席で猪木を蹴りまくる大暴走。13分24秒、ノーコンテストとなりタイトルはコミッショナー預かりとなっています。
これによりシリーズ最終戦、4月23日、蔵前国技館での猪木vsハンセンの一戦はNWFヘビー級王座決定戦となり、勝った方が新王者としてベルトを封印する事になりました。
シリーズ最終戦4月23日、蔵前国技館では猪木とハンセンによるNWFヘビー級王座決定戦が行なわれています。
この試合、猪木がロングガウン、ハンセンがテンガロンハットとローハイドの互いのコスチュームを賭けての試合となりました。
ハンセンのパワーの前に劣勢だった猪木は奇策とも言えるコーナーポスト最上段からハンセンの延髄にニードロップを浴びせて12分56秒、体固め。
猪木はハンセンにフォール勝ちしNWFヘビー級王座を獲得。試合後IWGP参加の為、タイトルを返上、封印しました。
勝った猪木はハンセンのコスチュームを二階堂進コミッショナーにプレゼントしています。
この日は他に坂口征二がWWF北米ヘビー級王座を、坂口&長州力組が北米タッグ王座を返上しています。
※対戦成績は337戦56勝281敗、勝率166。
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