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2024年08月21日23:23

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ストロング小林さん追悼最終章(785)

81年新日本プロレス「ブラディ・ファイト・シリーズ」最終戦、9月23日田園コロシアム大会セミファイナル、アンドレ・ザ・ジャイアントとスタン・ハンセンのスペシャルシングルマッチ60分1本勝負はまさに大肉弾戦ともいうべきスケールの大きな試合となりました。

ハンセンがアンドレを完璧な「溜めのある」ボディスラムで投げてみせ、場外乱闘の末8分26秒、両者リングアウトとなりましたが、収まりのつかない両者はリングに上がって臨戦態勢、興奮の坩堝と化した会場の13,500人の大観衆からは「延長」コールが沸き起こりました。

アンドレのマネージャーであるアーノルド・スコーランがエプロンまで上がってきてレフェリーのミスター高橋と打ち合わせ。高橋がリング下にいた新間寿営業本部長に説明。

ここで高橋がマイクを持って時間無制限での延長戦を行うとアピールし、観客席からは大歓声。すかさずハンセンがアンドレに襲い掛かって延長戦(再試合時間無制限1本勝負)のゴングが鳴りました。

ハンセンはアンドレを豪快なアイリッシュ・ホイップ(一本背負い)を決めて観客席が大きくどよめきました。

ハンセンはアンドレの顎にニーパット、よろけてロープに両腕を巻き付けてしまったアンドレ。ハンセンは突進してナックルパンチ、脱出したアンドレはハンマーパンチ、ヘッドバットの逆襲。

ハンセンはアンドレの額をコーナーポストに打ちつけてエルボードロップにいきますが、これを自爆させたアンドレはハンセンの腕を取ってから、サーフボードホールドに移行。そのままの状態でハンセンの背中にヘッドバットを叩きつけていきました。

アンドレはボディスラムからロープに飛んで必殺のジャイアント・プレスを狙いましたがハンセンはこれをかわして自爆、そこへエルボードロップを放ちましたがこれはアンドレがかわして自爆。アンドレはカウンターの18文キック(ビッグブート)にいきましたがハンセンはこれをよけてロープに飛んでのウェスタン・ラリアート、アンドレの首を捕らえた!ダウンしたアンドレは場外へ転落。

アンドレはリング下でマネージャーのスコーランから手渡された青色のサポーターを右腕に装着してリングに戻ろうとしましたが、高橋レフェリーはそれは認められないとしてサポーターを外すように指示、怒ったアンドレは高橋をロープに振ってのジャイアント・ラリアート。高橋は完全にダウン。

ここで新日本プロレスの若手レスラー達が入って高橋を介抱。代わりにサブレフェリーとして入ってきた柴田勝久が試合終了のゴングを要請、延長戦は4分22秒、ハンセンの反則勝ちとなりました。

怒りが収まらない両者は止めに入る若手相手に八つ当たりの大暴れ、ハンセンは前田明(日明)にラリアートを見舞う始末。反則決着となりましたがまさに怪獣大戦争、スケールの大きなスーパー・ヘビー級同士の大肉弾戦は13,500人の大観衆をファンを大いに満足させました。

この日の田園コロシアム決戦が「伝説」としていつまでもファンの間に語り継がれているのはひとえにこの試合があったからだと言えます。

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