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2024年03月07日23:36

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ストロング小林さん追悼(618)

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80年新日本プロレス「第3回MSGシリーズ」開幕戦は4月25日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,300人満員発表)大会。私はこの大会は生観戦しています。当日の「ワールドプロレスリング」はプロ野球中継、広島vs巨人戦中継の為、関東エリアでは深夜11時50分から放送。帰宅してからテレビ中継を観ることが出来ました。

メインイベントは猪木&坂口征二組の黄金コンビがスタン・ハンセン&スティーブ・トラビス組と対戦。1本目は2分1秒、ハンセンが坂口をウェスタン・ラリアートから体固め、2本目は5分56秒、坂口がトラビスを逆エビ固め、決勝の3本目は5分6秒、猪木とハンセンが両者リングアウトとなり、1−1の引き分けに終わりました。

セミファイナルは予選トーナメント1回戦30分1本勝負、藤波辰巳とバッドニュース・アレンの対戦、アレンの地獄突き、クロー攻撃に苦しめられた藤波でしたが、場外から戻ってきたところ、エプロンから鮮やかな前方回転エビ固めに丸め込んで10分32秒、フォール勝ち。

セミ前の予選トーナメント1回戦、注目の一戦、長州力vs剛竜馬。78年11月26日、市原市臨海体育館でのプレ日本選手権予選リーグ戦で初対決、かつては長州のカナダ武者修行時代、当時国際プロレスから武者修行に来ていた剛(八木宏)とタッグを組んでモントリオールで暴れていた間柄ですが、新日本プロレスのリングで一騎討ちが実現、11分5秒に剛がリングアウト勝ちを収めました。

しかし、剛が所属になれば立場は逆転、9分22秒、バックドロップからの体固めで長州がフォール勝ちを飾りました。テレビ中継では上記3試合を放送。

ストロング小林は予選トーナメント1回戦でジョニー・パワーズと対戦。前年は藤波と1回戦で対戦、体力で藤波を圧倒しながらも30分時間切れ、5分間の延長戦も時間切れ、さらにもう5分の再延長戦も時間切れ。40分闘ってもS小林はピンピンしてましたが…。

「藤波に決勝リーグ戦の権利を譲る」と言って棄権。およそ本人の意志とは程遠いであろう結果になり予選落ち。今年こそは何としても決勝リーグ戦に進み、猪木、坂口らと対戦したいところです。

これまでパワーズ・ロック(足8の字固め)の前に散々辛酸を舐めさせられているS小林ですが、シリーズ終了後には結婚式を控えているだけあって張り切ったところを見せました。

ベアハッグで絞り上げるとアトミック・ドロップ、パワーズも後頭部へのエルボーバットでS小林を倒すと両足を掴んで、場外に降り、コーナーの鉄柱に足を打ち付ける得意の足殺し。

リングに上がったパワーズは一気に足8の字固め、これまでのS小林ならここでギブアップしていたでしょうが、今年のS小林は一味違いました。懸命にロープに手を伸ばしてロープエスケープ。

もつれて両者場外へ、ここでパワーズの足8の字固めが解けました。ならばとS小林をヘッドロックに捉えて鉄柱へ一直線、これを見ていたS小林はこれを外し、パワーズは鉄柱に誤爆、素早くリングインしたS小林11分11秒、リングアウト勝ちを収めました。過去、反則勝ちはありますがリングアウト勝ちは初めてでした。

落ち目のパワーズとはいえ、S小林にとっては難敵であり、大きな1勝を挙げたと言えます。

公式戦外の試合ではチャボ・ゲレロがティト・サンタナを10分28秒、片エビ固めで破り、星野勘太郎は木村健吾をに11分6秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ち。

日本側より出場のウィリエム・ルスカは木戸修とタッグを組み、永源遙&荒川真組と対戦、8分37秒、木戸が荒川を体固めで撃破。

この日、仲野信市以来1年1か月ぶりとなった新人、保永昇男(当時24歳)がデビュー。保永は1955年8月11日東京都足立区出身、足立学園高校柔道部から、拓殖大学北海道短期大学卒業後、東京へ戻り全日本プロレスの入門テストを受けるも「身体が小さい」と不合格となりその後は植木屋に勤めながらボディビルで体を鍛え、79年4月に新日本プロレスへ入門。

当時の新日本プロレスで後楽園ホールでのデビューは珍しかったですが、後にブロンドアウトローズ、レイジングスタッフで行動を共にする斎藤弘幸(ヒロ)と対戦、7分4秒、逆エビ固めでギブアップ負けしています。

第2戦、4月26日、神奈川県藤沢市青果市場(観衆2,500人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&長州組がトリオを結成、ハンセン&アレン&チャボ組と対戦した6人タッグマッチ。

1本目は4分47秒、ハンセンが長州を体固め、2本目は5分16秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は4分49秒、猪木がアレンを体固めで降し2−1で猪木&藤波&長州組の辛勝に終わりました。

セミファイナルはNWF版北米ヘビー級王座を巡り因縁のある坂口とパワーズのシングルマッチ45分1本勝負で11分4秒、パワーズの反則勝ち。

セミ前は木村健とサンタナのシングルマッチ30分1本勝負で10分35秒、片エビ固めでサンタナの勝利となりました。

予選トーナメント1回戦、木戸vs永源の日本人同士の公式戦は9分52秒、両者リングアウトとなり、後日再試合。

S小林は小林邦昭との「ダブル小林」でルスカ&星野組と対戦、13分4秒、星野が小林邦を体固め。剛はトラビスを10分32秒、腕固めで破りました。

第3戦は4月27日、埼玉県秩父市民体育館(観衆2,400人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波組の師弟タッグがパワーズ&チャボ組と対戦。1本目は9分4秒、藤波とパワーズが両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は7分27秒、猪木がパワーズをアバラ折り(コブラツイスト)でギブアップさせて2−1で猪木&藤波組に軍配が上がりました。

セミファイナルはハンセンが予選トーナメント1回戦(30分1本勝負)に出場、僅か3分29秒、ウェスタン・ラリアートからの体固めで圧勝。

セミ前は長州とアレンのシングルマッチ45分1本勝負で5分11秒、長州の反則勝ち。坂口はトラビスに10分51秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを奪いました。

S小林はルスカとタッグを組み、木村健&木戸組と対戦、12分5秒、S小林が木村健をカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせています。

※観戦チケットをアップ致しました。
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