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2024年01月29日10:53

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短歌人 2月号 掲載歌


    空は

  あを空にこころほどきてけふわれは考へること放棄する人

  地を這ひてホトトギス咲く丈たかくシュウメイギク咲くけふそして明日

  柿の実を二百かぞへる間(あはひ)にも空はゆるがぬ青を湛へて

  柿の実の熟れ落つ無残ゆるさじと頼む隣人Sさんの鋏

  木守り柿三つ残して採りつくすあつけらかんの空のひろがり

  冷静な息子だなあと思へどもどこか悔しい 飯食はせつつ

  江ノ電の車窓に兆す海の色あと七分でマスク外さう

本誌誤植 湛えて→湛へて(正しく提出)

この冬は殊の外空がうつくしい。
つい空を見ている。
友人から庭に実ったという夏ミカンとレモンをいただく。
マーマレードしかない…と懸命に取り組む(マーマレードは一番手がかかる)
半日格闘して出来上がり。


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