mixiユーザー(id:21258650)

2023年12月29日21:53

207 view

ストロング小林さん追悼(609)

1年ぶり2度目の来日となるベビー・フェイスは持ち前の気性の荒さが旺盛なファイティング・スピリットとして現れ新日本プロレスマットに馴染んだか、アーマンド・ゲレロ、アンヘル・ブランコ以上の活躍ぶりを見せました。

身長は低いですが、身体は分厚くて頑丈、ラフバウトから空中殺法まで、何でもこなすオールラウンダーで昭和時代の新日本プロレスでは無名の存在から最も成功したルチャドールと言えます。(カネックはメキシコと同等の活躍が出来ず、ペーロ・アグアヨは初来日前からビッグネーム)。

4月3日、蔵前国技館でグラン浜田のUWA世界ライト・ヘビー級王座に挑戦、前79年4月5日には東京体育館で一階級下のUWA世界ジュニア・ライト・ヘビー級王座を争っていますがまたしてもウラカン・ラナで惜敗しましたが、テンポの早い小気味良いファイトは日本のファンの評価も高かったです。

ストロング小林とシリーズを同じくするのはこの時がラストになりましたが、82年2月にはタイガーマスクのWWFジュニア・ヘビー級王座に挑戦、84年1月にはタイガーマスク引退を受けて空位になったWWFジュニア・ヘビー級王座決定リーグ戦に参加、勝ち星には恵まれませんでしたが、ザ・コブラ、ダイナマイト・キッド、デービーボーイ・スミス、ブラック・タイガーらを苦しめました。

同年8月にはUWAと全日本プロレスの提携路線で全日本プロレスに初参加。フィッシュマンとのタッグで「世界最強ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」に参加。86年1月には新日本プロレスにUターン参戦し初代IWGPジュニア・ヘビー級王座決定リーグ戦に出場するなど活躍しました。

メキシコのゲイ・コンビ、エル・グレコ&エル・セルヒオ組のロス・エクソティコスはストロングスタイルを標榜する新日本プロレスとは対極にあるスタイルで、観客を楽しませていましたが、当時の私は、高校1年生の終わり頃でしたので正直、面白いとは思いませんでした。

グレコはまだぽっちゃり体型の愛嬌あるおばちゃん顔でユーモラスさを感じさせましたが、セルヒオは面長で悪役俳優の八名信夫さんのような顔つきで、ゲイ殺法は不気味な感じでした。もう少しプロレス観戦経験と人生経験を重ねないとこのチームの良さはわからなかったでしょう。

エクソティコスは83年10月の「闘魂シリーズ」に再来日しましたが、セルヒオが来日してすぐに急性虫垂炎に罹って緊急手術となり1試合もせずに帰国となり、グレコ単独での参戦となりました。

89年1月の「新春黄金シリーズ」に揃って来日しています。

来日したプロレスラーの中ではリッパー・コリンズ&ラリー・シャープ組のザ・ボーディシャス・ブロンドス、ジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツ組のハリウッド・ブロンドスなどもゲイ・ギミックでしたが、入場パフォーマンス位までで、試合の中にゲイ殺法を織り込んだ本格的なタッグチームは彼らが先駆者でした。

92年6月に来日したピンピネーラ・エスカルラタ&マイフラワー組、ブラソ・デ・プラタの息子であるマキシモなどゲイ・ギミックのメキシカンはエクソティコスほど強烈には感じなかったので免疫が出来ていたのでしょう。

終盤戦特別参加のNWFヘビー級王者、スタン・ハンセンは4月3日、蔵前国技館で猪木に敗れ王座から転落、55日天下に終わりましたが、上り調子であることに変わりはなく、フォール負けしても商品価値が下がらないどころか、むしろ上がる存在になって来ました。

映像を見返すと、猪木とのタイトル戦でのフォール負けも、ブレーンバスターで叩きつけられた時にカウント1、カバーに入ってカウント2、最後カウント3の時にはキックアウトしています。なので実力で猪木に完敗したイメージはありません。

当時30歳で肉体的にはまだまだ進化しており、さらなる怪物化が期待されそうです。

NWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王者のマイク・グラハムは新日本プロレス初参戦でしたが、過去2回の全日本プロレスへの来日(74年2月、77年2月)時の印象がほとんどなく、おそらくMグラハムの試合が日本テレビで流されたのは、74年3月16日、大田区体育館からの生中継での番組の冒頭でのザ・デストロイヤー戦だけでしょう。

試合スタイルは父エディ・グラハム譲りの足4の字固めをフィニッシュとしたオールドスタイルのクラシカルなレスリングで上手さは感じましたがスピードはあまりなくやはり藤波の敵ではありませんでした。スティーブ・カーンの方が、全てにおいて上だったと思います。

シリーズの地方巡業はアイアン・シーク、スーパー・デストロイヤーがエースでは知名度が落ちたか、ここ1、2年の躍進ムードだった新日本プロレスにしては苦戦、満員の会場は少なかったです。 

S小林に関しては今シリーズは1度も「ワールドプロレスリング」登場はなく、Sデストロイヤー、Mグラハムに負けと相変わらずのポジションでした。婚約を期に頑張ってもらいたかったところですが…。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年12月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31