80年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」は東海地方から東北地方へと移動、第8戦は3月8日、福島県郡山市セントラルホール(観衆2,500人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&星野勘太郎&木戸修組がアイアン・シーク&アーマンド・ゲレロ&アンヘル・ブランコ組と対戦した6人タッグマッチ。1本目は9分15秒、木戸がIシークに反則勝ち、2本目は2分47秒、Iシークが猪木に反則勝ち、決勝の3本目は3分20秒、木戸がAゲレロを体固め、木戸が決勝フォールを奪って2−1で猪木&星野&木戸組が勝利を飾りました。
セミファイナルは藤波辰巳とベビー・フェイスのシングルマッチ45分1本勝負でジュニア・ヘビー級の藤波がライト・ヘビー級のBフェイスを8分23秒、体固めで降しています。
セミ前には坂口征二と長州力組の北米タッグ王者コンビが登場、エル・グレコ&エル・セルヒオ組のロス・エクソティコスと30分1分本勝負で対戦し、10分19秒、長州がサソリ固めでセルヒオをギブアップさせました。
スーパー・デストロイヤーは永源遙を5分30秒、体固めで破り、バッドニュース・アレンは木村健吾に10分37秒、体固めでフォール勝ち。
ストロング小林はグラン浜田とタッグを組み、山本小鉄&小林邦昭組と対戦、16分3秒、S小林が小林邦を体固めでフォールし、S小林&浜田組の勝利に終わりました。
第9戦、3月9日、盛岡市岩手県営体育館(観衆2,200人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&木村健組がIシーク&アレン&Bフェイス組と対戦。外国人チームはガチンコに強い3人がトリオを結成。1本目は9分55秒、木村健がBフェイスを体固め、2本目は3分14秒、Iシークが木村健を体固め、決勝の3本目は4分16秒、猪木がアレンを体固めで破り、2−1で猪木&藤波&木村健組に軍配が上がっています。
セミファイナルは共に2メートル近い坂口とSデストロイヤーの大型同士のシングルマッチ45分1本勝負で10分2秒、両者リングアウトの引き分け。
S小林はセミ前に出場、ブランコとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、9分7秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちを収めています。
長州&木戸組vs小鉄&永源組のタッグマッチは14分12秒、長州が小鉄を逆エビ固めでギブアップさせました。ジョージ高野&平田淳二組、後の「烈風隊」がグレコ&セルヒオ組のエクソティコスと対戦、12分15秒、セルヒオが背骨折りで平田をギブアップさせてエクソティコスの勝利。
Aゲレロは星野を11分50秒、体固めで破り、浜田は小林邦に9分23秒、体固めでフォール勝ちしています。
第10戦、3月10日、福島県保原町体育館(観衆1,500人発表)大会。メインイベントでは猪木が今シリーズ初のシングルマッチに出場、Sデストロイヤーと60分1本勝負で対戦、8分26秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ちを飾りました。
セミファイナルは藤波&浜田組がBフェイス&ブランコ組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は9分13秒、浜田がBフェイスをウラカン・ラナ(前方高角度回転エビ固め)、2本目は5分28秒、Bフェイスが浜田を体固め、決勝の3本目は5分18秒、藤波がブランコを体固めで破り、2−1で藤波&浜田組の勝利。この試合などはテレビで観たかったです。
セミ前ではIシークが木戸を6分11秒、片エビ固めで撃破。
郡山大会に次いで坂口&長州組の北米タッグ王者コンビが登場、S小林&永源組と対戦、これより3か月後にS小林&永源組が国際プロレスのリングでIWA世界タッグ王座を獲得することを考えると興味深い組み合わせですが、12分31秒、長州が永源をサソリ固めでギブアップさせて順当勝ちしています。
アレンは平田を2分16秒、体固めで破り、2月27日、蔵前国技館大会と同一カード、星野&小鉄組のヤマハ・ブラザーズとグレコ&セルヒオ組のエクソティコスの一戦は11分48秒、星野がグレコを体固めで降し、蔵前での反則負けのリベンジを果たしました。
木村健は小林邦を10分33秒、体固めで破り、Aゲレロは前田明(日明)に4分36秒、片エビ固めでフォール勝ちしています。
第11戦は関東北部へ。3月11日、茨城県高萩市民体育館(観衆1,800人発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&浜田組がトリオを結成し、Iシーク&Bフェイス&Aゲレロ組と対戦、ヘビー級の猪木とライト・ヘビー級の浜田はこれが初タッグ。
1本目は11分55秒、浜田がBフェイスにリングアウト勝ち、2本目は3分12秒、藤波がAゲレロを体固めで破り、2−0のストレートで猪木&藤波&浜田組のトリオが快勝しています。
セミファイナルは長州とアレンのシングルマッチ45分1本勝負で6分45秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。
セミ前は坂口&木村健組がグレコ&セルヒオ組のエクソティコスと対戦、9分44秒、坂口がグレコを体固め破り、Sデストロイヤーは木戸に6分7秒、体固めでフォール勝ち。
S小林&永源組と星野&小鉄のヤマハ・ブラザーズの一戦は14分18秒、永源が小鉄をラクダ固め(キャメルクラッチ)でギブアップさせました。
ブランコは平田を8分43秒、体固めで破り、G高野は大先輩である魁勝司(北沢幹之)を12分36秒、回転エビ固めで破り、幾多のレスラーのデビュー戦の相手を務めているベテラン、魁超えを果たしています。
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