80年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」第5戦は3月4日、長野県上田市民体育館(観衆2,300人発表)大会。
メインイベントは猪木&藤波辰巳&長州力組がアイアン・シーク&スーパー・デストロイヤー&バッドニュース・アレン組と対戦した6人タッグマッチ。外国人チームはシリーズフル参戦組ではヘビー級のトップ3トリオです。
1本目は8分15秒、Iシークが藤波にリングアウト勝ち、2本目は1分35秒、長州がアレンを体固め、決勝の3本目は5分22秒、Iシークが猪木に反則勝ちで2−1でIシーク&Sデストロイヤー&アレン組が辛勝。しかし2本目に長州がアレンを短時間でフォールしてしまうところは力強さを感じました。
ストロング小林はセミファイナルに出場、ベビー・フェイスとシングルマッチ45分1本勝負で対戦し8分32秒、久しぶりの逆エビ固めによるギブアップ勝ちを収めています。
セミ前が坂口征二と木村健吾のシングルマッチ30分1本勝負で9分45秒、坂口が体固めで貫禄勝ち。エル・グレコ&エル・セルヒオ組のロス・エクソティコスはグラン浜田&ジョージ高野組と対戦、9分54秒、グレコがG高野を体固めで降し、エクソティコスの勝利。
星野勘太郎はアンヘル・ブランコに8分32秒、体固めでフォール勝ち、アーマンド・ゲレロは永源遙を8分20秒、体固めで破りました。
山本小鉄は荒川真とタッグを組み、木戸修&負傷による欠場から復帰した前田明(日明)組と対戦、11分30秒、荒川が逆エビ固めで前田からギブアップを奪い、小鉄&荒川組が勝ちました。
1日移動日を挟み、第6戦は新日本プロレス旗揚げ8周年記念日にあたる3月6日、岐阜県美濃加茂市中濃体育館(現プラザちゅうたい、観衆2,100人発表)大会。
メインイベントは猪木&長州組がIシーク&Bフェイス組と対戦。1本目は7分14秒、長州とBフェイスが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は4分23秒、猪木がBフェイスを体固めで破り、2−1で猪木&長州組の勝利。猪木は徐々に復調してきました。
S小林は第5戦に次いでセミファイナルに出場、Sデストロイヤーとシングルマッチ45分1本勝負で対戦しましたが、9分53秒、体固めでフォール負けを喫しています。
セミ前は坂口がアレンとWWF北米ヘビー級選手権試合の前哨戦で対戦、9分40秒、坂口の反則勝ち。
藤波&浜田組とグレコ&セルヒオのエクソティコスとのタッグマッチが組まれ、11分9秒、藤波がセルヒオを体固め。藤波もルチャ経験者だけに面白い試合だったろうと思います。
Aゲレロは小林邦昭を7分41秒、体固めで降し、星野&小鉄組のヤマハ・ブラザーズは木村健&平田淳二組と対戦、13分17秒、星野が平田を体固めで破り、ヤマハの勝利。
G高野はブランコを10分34秒、体固めで破る金星。木戸は荒川に7分15秒、体固めでフォール勝ちしました。
第7戦は3月7日、三重県松阪市総合体育館(テレビ生中継、観衆3,200人満員発表)大会。メインイベントは猪木&藤波組がIシーク&アレン組と対戦。1本目はIシークが先端の尖ったリングシューズで猪木の痛めている脇腹を執拗に攻撃し、8分37秒、猪木がIシークに反則勝ち。2本目は5分4秒、猪木がアレンを逆さ押さえ込みで破り、反則含みながら猪木&藤波組が2−0のストレート勝ちをしています。
セミファイナルは長州とSデストロイヤーがシングルマッチ45分1本勝負で対戦、2月29日、後楽園ホール大会での開幕戦ではタッグながら長州がフォールを奪われ、3月2日、千葉県睦沢町大会でもフォール負けしていますが、9分9秒、両者リングアウトのドローに持ち込みました。
セミ前にG高野が抜擢され、初のテレビマッチ登場、猪木のセコンドとしてテレビ画面には何度も出ているG高野ですが、試合が放送されるのは初めて。浜田とのタッグでAゲレロ&Bフェイス組と対戦、11分15秒、G高野がAゲレロから回転エビ固めで自力フォールを奪って、テレビマッチ初出場、初勝利を飾っています。
この日の「ワールドプロレスリング」生中継は上記3試合が放送されています。
坂口は木戸を9分33秒、片エビ固めで破り、S小林&永源組vsグレコ&セルヒオ組のエクソティコスの対戦は9分2秒、S小林がグレコを体固め。
星野と木村健のシングルマッチは12分16秒、エビ固めで星野に軍配、ブランコは平田を4分58秒、体固めで破り、小鉄は小林邦を5分41秒、体固めで降しています。
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