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2023年11月29日19:52

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ストロング小林さん追悼(579)

80年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」もいよいよ大詰め、第28戦は2月5日、愛知県体育館(テレビ収録、観衆7,200人満員発表)大会。

メインイベントは藤波辰巳にダイナマイト・キッドが挑戦したWWFジュニア・ヘビー級選手権試合61分1本勝負。

前79年8月17日、カナダ・アルバータ州カルガリー・スタンビート・ビクトリア・パビリオンでの初対決から数えて4度目のシングル対決、これまでの対戦成績は3戦して1勝1敗1分の五分。

藤波のドラゴン・ロケットを表情1つ変えずにあっさりと空かすキッド。鉄柱攻撃で額を割られた藤波にキッドは高速ブレーンバスター、ダブルアーム・スープレックスと畳み掛けていきます。

藤波もサイド・スープレックスで反撃、キッドが勝負を賭けて放ったコーナーポスト最上段からのダイビング・ヘッドバットは藤波がかわしてキッドは頭をマットに強打して自爆。すかさずバックに廻った藤波はキッドをロープに押し付けて後方に一回転して後方回転エビ固めからのブリッジ、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド(回転足折り固め)。14分54秒、カウント3が入り藤波が7度目のタイトル防衛に成功しています。

セミファイナルは久しぶりに結成された猪木&ストロング小林組の「ニュー・ゴールデンコンビ」がスタン・ハンセン&ロッキー・ジョンソン組と対戦したタッグマッチ60分3本勝負。

1本目は9分58秒、ハンセンがS小林を体固め、2本目、場外でRジョンソンがS小林を羽交い絞め、そこへハンセンがウェスタン・ラリアート、しかしS小林は咄嗟にかわしてラリアートはRジョンソンに誤爆。

勢いでRジョンソンは鉄柱に後頭部を打ち付けて起き上がれず、その間にリングインしたS小林が1分58秒にRジョンソンからリングアウト勝ち。決勝の3本目はRジョンソンが戦闘不能となり、レフェリーストップ(試合時間なし)の判定で2−1で猪木&S小林組が勝利を飾っています。

名古屋大会は2月15日の「ワールドプロレスリング」で録画中継され、メインとセミの2試合が放送されました。

セミ前では坂口征二とスティーブ・カーンがシングルマッチ30分1本勝負で対戦し6分41秒に両者リングアウト。長州力はバッドニュース・アレンに8分13秒、反則勝ち。マサ齋藤は星野勘太郎を10分8秒、片エビ固めで破りました。

78年11〜12月の「プレ日本選手権」に狼軍団として参戦したサンダー杉山が限定復帰、杉山は名古屋で起業し「サンダー杉山エンタープライズ」、「サンダー杉山ベンディングサービス」の代表取締役を務め、新日本プロレスの名古屋大会に協力していました。前79年9月28日、愛知県体育館でのガマ・シン戦以来4か月ぶりの試合出場。

杉山は永源遙とのタッグで木村健吾&木戸修組と対戦。10分52秒、永源が木戸を逆さ押さえ込みでフォールし、杉山&永源組の勝利。

スキップ・ヤングは小林邦昭を7分25秒、回転エビ固めで破り、ウィリエム・ルスカは6分23秒、平田淳二を腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせました。

第29戦は2月6日、オカダ・カズチカの生誕地である愛知県安城市体育館(観衆2,700人満員発表)大会。オカダが生を受けるのはこの時より7年9か月後の87年11月8日になるのでまだまだ先の話です。

メインイベントは猪木&藤波組がハンセン&キッド組と対戦。1本目は6分43秒、日本組の反則勝ち、2本目は6分3秒、猪木がキッドを体固めで破り、反則含みながら猪木&藤波組が2−0のストレート勝ちを飾りました。

セミファイナルは長州とヤングのシングルマッチ45分1本勝負で6分28秒、逆エビ固めで長州のギブアップ勝ちです。

セミ前は坂口とM齋藤のシングルマッチ30分1本勝負は11分19秒、坂口の反則負け。アレンは星野を10分32秒、体固めで降し、Sカーンは荒川真との異色対決、5分12秒、体固めでSカーンがフォール勝ちしています。

S小林は小林邦との「ダブル小林」でルスカ&永源組と対戦、10分37秒、ルスカが初出しとなる回転エビ固めで小林邦にフォール勝ち。さぞぎこちない回転エビだったかと思われます。

木戸はG高野を8分19秒、エビ固めで降し、木村健は平田と対戦、9分4秒、体固めでフォール勝ちしました。
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