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2023年10月23日05:59

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ストロング小林さん追悼(542)

79年新日本プロレス「闘魂シリーズ」北海道ツアーも大詰め、第10戦は11月7日、留萌市スポーツセンター(観衆3,000人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&藤波組の師弟タッグがグレッグ・バレンタイン&マサ齋藤組と対戦。外国人組は11月16日、那覇市奥武山体育館で北米タッグ王座への挑戦が決まっているチームです。1本目は14分16秒、日本組の反則勝ち、2本目は4分31秒、猪木がGバレンタインを体固めで破り、反則含みながら猪木&藤波組が2−0のストレート勝ちを飾りました。

セミファイナルは長州力とダスティ・ローデスの初シングルマッチ45分1本勝負で5分35秒、ローデスが片エビ固めでフォール勝ちしています。

セミ前に、坂口征二&ストロング小林組の元北米タッグ王者コンビ、パワーファイターズが復活、星野勘太郎&永源遙組と対戦、12分26秒、S小林が永源を片エビ固めでフォールし、坂口&S小林組が勝利を飾りました。

せっかく坂口とS小林が組むのであれば、星野のパートナーは山本小鉄にしてヤマハ・ブラザーズとの対決が観たかったですね。小鉄はフルタイマーではなくなっていましたが、北海道に来ていたので実現可能だったと思います。

パット・パターソンは木村健吾を9分29秒、足4の字固めでギブアップさせました。ペドロ・モラレスは藤原喜明を15分3秒、片エビ固めで破り、木戸修はニコリ・ボルコフに9分7秒、反則勝ちを拾いました。

第11戦、11月8日、小樽市総合体育館(テレビ収録、観衆4,000人満員発表)大会。

この日はダブル・メインイベント。ダブルメイン第2試合は前週の11月1日、札幌中島スポーツセンターでのNWFヘビー級選手権試合で反則決着となった猪木とローデスが「WWFヘビー級王座次期挑戦者決定戦」ノンタイトルのシングルマッチ60分1本勝負で対戦しました。

猪木が「お前(ローデス)が俺に勝ったらWWF王座への挑戦権をくれてやる」的なノリでこの試合形式になった訳ですが、ローデスは前半戦の特別参加。ボブ・バックランドが参戦する終盤戦には帰国して不在、高額ギャラのローデスが残留するとはまず思えない…。

既に11月30日、徳島市立体育館と、12月6日、蔵前国技館ではバックランドと猪木によるタイトルマッチ2連戦が発表されてチケットも売り出されており、このマッチメイクはいささか無理筋というものですが、昭和の時代なのでそこら辺は、特に突っ込む人もおらず。

試合は猪木が怒りの鉄柱攻撃により、ローデスは額から流血、猪木はアリキック、4月3日、福岡スポーツセンターでのレフトフック・デイトン戦で見せた秘密兵器のヘッドバット連発、ローデスは場外に転落、猪木もこれを追い場外でローデスにナックルパートを見舞い、ダウンしたローデスを尻目にリングイン、猪木は上がってきたローデスにブレーンバスターを見舞いフォールに入りましたが既に判定は降った後でした。

13分52秒、猪木のリングアウト勝ちが宣せられ、これで11月30日、徳島市立体育館でバックランドのWWFヘビー級王座に挑戦が正式決定しています。

ダブルメイン第1試合はパターソンのWWF北米ヘビー級王座に坂口が挑戦した61分1本勝負。前週の札幌でのタッグマッチでの前哨戦(坂口&藤波組vsパターソン&Gバレンタイン組)では外国人組に2人がかりで足を痛めつけられ、3本目、無念の試合放棄となっている坂口はまだダメージから回復しておらず、パターソンは坂口に執拗に足攻撃。

足4の字固めをガッチリと決めていきましたが、坂口は必死に耐えてロープエスケープ。とどめとばかりパターソンはコーナーポスト最上段に登り、坂口の右足めがけてフライング・ニードロップ。

間一髪これをかわした坂口はパターソンのお株を奪う秘策の足4の字固め、これにはパターソンもたまらずギブアップ。8分40秒、坂口が王座を獲得、認定団体は違えど1か月半ぶりに北米二冠王に返り咲きしました。

小樽大会は、翌11月9日の「ワールドプロレスリング」で録画中継されておりダブルメインの2試合が放送されています。

セミファイナルは藤波&長州組とGバレンタイン&M齋藤組のタッグマッチ45分1本勝負で12分31秒、Gバレンタインが藤波にリングアウト勝ち。勝ったGバレンタインは「藤波のベルトを頂く」と豪語。

モラレスは木村健を9分50秒、体固めで破り、ボルコフは永源に6分15秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち。

S小林は小林邦昭との「ダブル小林」で星野&木戸組と対戦、15分2秒、星野が小林邦を体固めで破り、星野&木戸組が勝利を飾っています。

今シリーズはいわゆる「やられ役」外国人レスラーがおらず、豪華メンバーが分散しての特別参加となっている為少数精鋭体制。日本側も、荒川真(ドン)、栗栖正信、佐山サトルが海外修行中。試合数もさほど多くはなく、この日は若手出場のバトルロイヤルも行われて全9試合中、S小林の試合は第3試合に組まれており、前座扱いと言っても過言ではありませんでした。
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