79年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」も終盤戦。第27戦は7月26日、神奈川県横浜市綱島駅西口広場特設リング(観衆3,500人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&星野勘太郎&木戸修組がクレイジー・レロイ・ブラウン&トニー・ロコ&ウルトラマン組と対戦した6人タッグマッチ。1本目は4分3秒、ロコが木戸を体固め、2本目は9分5秒、木戸がロコを体固め、決勝の3本目は3分27秒、星野がウルトラマンを体固めで破り、2−1で猪木&星野&木戸組の勝利。
珍しく、猪木が直接フォールに絡まない試合で、この日会場に来た観客にとっては物足りない1面もあったかと思いますがたまにはこういう結果もアリだと思います。
セミファイナルは坂口征二とジョージ・スチールのシングルマッチ45分1本勝負で僅か3分19秒、逆エビ固めで坂口がギブアップ勝ちを奪いました。
セミ前は藤波辰巳とマサ齋藤のシングルマッチ30分1本勝負で10分14秒、両者リングアウトの引き分け。ストロング小林はウィリエム・ルスカと対戦、8分24秒、窒息絞め(頸動脈絞め)によるレフェリーストップ負けを喫してしまいました。
シン・リーガンは永源遙を7分36秒、エビ固めで破り、長州力と藤原喜明のシングルマッチは8分20秒、体固めで長州のフォール勝ちです。
木村健吾&ジョージ高野組vs山本小鉄&前田明(日明)組という非常に興味深いタッグマッチは13分4秒、木村健が前田を逆エビ固めでギブアップさせ、木村健&高野組が勝利を飾っています。
大阪に移動し、第28戦は堺市金岡体育館(テレビ収録、観衆5,300人超満員発表)大会。メインイベントは猪木とLブラウンのシングルマッチ再戦60分1本勝負。7月6日、四日市市体育館での初戦では、ルスカ、M齋藤の乱入により、僅か2分13秒、猪木の反則勝ちに終わっていますが、猪木にとっては、Lブラウンに帰国される前に決着をつけておきたいところです。
試合は8分14秒、猪木が鮮やかな卍固めでLブラウンからギブアップ勝ちを収めました。Lブラウンは初来日以来、これが初のフォール、ギブアップによる「一本負け」を喫しました。
セミファイナルは藤波&長州組vsM齋藤&ロコ組のタッグマッチ45分3本勝負。1本目は11分20秒、両チームリングアウトとなり1−1。決勝の2本目は3分43秒、藤波がロコをジャーマン・スープレックスホールドで破り、2−1で藤波&長州組に軍配が上がっています。
セミ前は木戸とリーガンのシングルマッチ30分1本勝負で、10分21秒、リーガンが回転エビ固めでフォール勝ち。S小林は星野を9分30秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせ、坂口は永源を7分2秒、体固めで撃破。
木村健はGスチールを3分23秒、エビ固めでフォールし、ルスカは藤原に9分58秒、窒息絞め(頸動脈絞め)によるレフェリーストップ勝ち。ウルトラマンは高野を10分4秒、体固めで降しています。
山陰地方に移動、第29戦は7月28日、鳥取市民体育館(観衆2,600人発表)大会。S小林はメインイベントに出場、猪木&坂口組との「ビッグ3」トリオを結成し、Lブラウン&ルスカ&M齋藤組の今シリーズ外国人サイド最強トリオと6人タッグマッチで対戦しました。
2年前位であれば、「6人タッグ頂上決戦」としてテレビ中継のある地方の大会場で組めたカードでしたが…。
1本目は14分15秒、両チームリングアウトとなり1−1。決勝の2本目は5分59秒、猪木がM齋藤を体固めに決めて2−1で猪木&坂口&S小林組の「ビッグ3」が快勝しています。
セミファイナルは藤波とウルトラマンのシングルマッチ45分1本勝負で、8分5秒、逆エビ固めで藤波のギブアップ勝ち。
セミ前は星野とロコのシングルマッチ30分1本勝負で10分51秒、エビ固めでロコのフォール勝ち。リーガンは藤原を10分33秒、体固めで降し、長州はじースチールを3分2秒、逆エビ固めでギブアップさせました。
Gスチールはこの綱島、堺、鳥取の3大会はいずれも3分台での負け。新日本プロレスの冷たいマッチメイクに嫌気が差していたかも知れませんが、一応WWFではトップグループだけに、これはいただけません。
木村健&平田淳二組vs木戸&永源組のタッグマッチは14分25秒、木戸が平田を体固めで破り木戸&永源組が勝ちました。
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