79年新日本プロレス「第2回MSGシリーズ」は決勝リーグ戦に突入、第15戦は5月11日、長崎県島原市体育館(観衆1,800人発表)大会。ジャック・ブリスコは前日の福岡スポーツセンター大会を最後に帰国しています。
ストロング小林はメインイベントに出場、坂口征二との前北米タッグ王者コンビでスタン・ハンセン&マサ齋藤組と対戦。坂口&S小林組がベルトを保持していればタイトルマッチにしてもいいカードです。
1本目は10分42秒、M齋藤がS小林を逆エビ固め、2本目は3分45秒、S小林がM齋藤をカナディアン・バックブリーカー、決勝の3本目は5分7秒、両チームリングアウトとなり、1−1の引き分けとなりました。
セミファイナルは決勝リーグ戦45分1本勝負、猪木がラリー・ズビスコを5分2秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)で破り5点スタート、ズビスコは0点。
同じく決勝リーグ戦45分1本勝負、藤波辰巳とトニー・ガレアは13分58秒、回転エビ固めで藤波がフォール勝ちし5点、ガレアは0点。
公式戦外の試合は上田馬之助は藤原喜明を9分56秒、片エビ固めで破り、カネック&エル・ソリタリオ組は星野勘太郎&小林邦昭組と対戦、9分42秒、ソリタリオが小林邦を背骨折り(おそらくジャべの一種)でギブアップさせています。
長州力はビクター・リベラを7分59秒、片エビ固めで破り、木戸修vsピーター・メイビアは6分7秒、片エビ固めでメイビアの勝ち。チャボ・ゲレロは永源遙を9分41秒、片エビ固めで降しました。
第16戦、5月12日、福岡県柳川市青果市場(観衆2,500人満員発表)大会。メインイベントは、猪木&坂口&長州組がハンセン&上田&ガレア組と対戦した6人タッグマッチ。
1本目は14分6秒、両チームリングアウトの引き分けで1−1。決勝の2本目は4分18秒、猪木がアバラ折りでガレアをギブアップさせ、2−1で猪木&坂口&長州組の勝利となっています。
セミファイナルは2月のロサンゼルス以来となる藤波とチャボが日本でタッグを結成、ソリタリオ&リベラ組と対戦したタッグマッチ45分1本勝負で、15分40秒、藤波がリベラを逆さ押さえ込みで破り、藤波&チャボ組が快勝しました。
決勝リーグ戦45分1本勝負はカネックvsズビスコの外国人レスラー同士の一戦。10分31秒、カネックが体固めでフォール勝ちし5点、ズビスコは0点。
S小林はメイビアに8分13秒、体固めでフォール勝ちし、M齋藤は星野を11分52秒、首固めで破っています。
開幕戦から柳川大会まで1日のオフも移動日もない過酷な日程でしたが、5月13日はオフとなり、第17戦は5月14日、熊本市体育館(観衆2,800人発表)大会。
メインイベントは藤波&長州組がM齋藤&カネック組と対戦したタッグマッチ60分3本勝負。1本目は7分51秒、カネックが長州を体固め、2本目は3分25秒、長州がカネックを体固め、決勝の3本目は2分31秒、両チームリングアウトで1−1の引き分け。
セミファイナルは決勝リーグ戦45分1本勝負、猪木がガレアと対戦、3分13秒、アバラ折り(コブラツイスト)でギブアップさせて10点、ガレアは0点。同じく決勝リーグ戦、坂口はズビスコを7分49秒、片エビ固めで破りました。坂口は5点、ズビスコは0点です。
公式戦外の試合でハンセンと上田は6分7秒、両者リングアウト。S小林は小林邦と初のタッグ「ダブル小林」を結成、ソリタリオ&リベラ組と対戦、11分15秒、ソリタリオが小林邦を体固めでフォールしソリタリオ&リベラ組に軍配が上がっています。
星野とメイビアの一戦は6分52秒、エビ固めで星野のフォール勝ち、チャボは藤原を11分4秒、体固めで降しました。
5月15日は移動日で本州に戻り、第18戦は5月16日、兵庫県姫路市厚生会館(観衆2,700人発表)大会。メインイベントは決勝リーグ戦45分1本勝負、猪木がM齋藤を6分19秒、バックドロップからの体固めで破り3連勝の15点、M齋藤は0点。
セミファイナルはノーテレビが惜しまれる夢のタッグマッチ、藤波&チャボ組vsカネック&ソリタリオ組の45分3本勝負。1本目は9分48秒、チャボがカネックを体固め、2本目は6分52秒、カネックがチャボを体固め、決勝の3本目は3分1秒、藤波がソリタリオからエビ固めでフォールを奪い、藤波&チャボ組が2フォールを取って2−1で勝利を収めました。
この試合は「ゴング」編集長だった竹内宏介氏が8ミリビデオで撮影しており、この試合から実に40年後の2019年9月1日、新宿・百人町にあったネイキッドロフト(現在は横浜の相鉄ムービル内に移転)のドクトル・ルチャ、清水勉氏のイベントで観ることが出来ました。
セミ前は決勝リーグ戦45分1本勝負、坂口がガレアを7分3秒、逆エビ固めでギブアップさせて10点、ガレアは0点。
S小林は長州とのタッグでハンセン&メイビア組と対戦、7分51秒、長州がメイビアを体固めで破りS小林&長州組の勝利。
上田は星野を5分29秒、体固めで破り、ズビスコは永源に10分27秒、体固めでフォール勝ち、木戸とリベラの一戦は8分24秒、木戸が逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。リベラもメイビア同様、不調が目立ちました。
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