mixiユーザー(id:21258650)

2023年08月12日21:34

300 view

ストロング小林さん追悼(472)

九州地方をサーキット中の79年新日本プロレス「第2回MSGシリーズ」第12戦は5月8日、宮崎県都城市体育館(観衆3,300人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&坂口征二組の黄金コンビが登場、スタン・ハンセン&ビクター・リベラ組と対戦。1本目は13分49秒、日本組の反則勝ち、2本目は2分17秒、猪木がリベラを体固めで破り、反則含みながら2−0のストレートで猪木&坂口組が勝利を飾っています。

ストロング小林はセミファイナルでジャック・ブリスコと2度目のシングルマッチ45分1本勝負で対戦、9分19秒、足4の字固めでギブアップ負けを喫しました。

セミ前の藤波辰巳と上田馬之助のシングルマッチ30分1本勝負は8分16秒、体固めで藤波がフォール勝ちを奪っています。

予選トーナメント3回戦(30分1本勝負)、長州力とピーター・メイビアは7分14秒、サソリ固めで長州がギブアップ勝ちし2勝1分で決勝リーグ戦進出。木戸修vsマサ齋藤は11分20秒、体固めでM齋藤がフォール勝ちし2勝1敗で決勝リーグ戦進出が決定。

山本小鉄が久しぶりに試合に出場、永源遙とのタッグでチャボ・ゲレロア&ラリー・ズビスコ組と対戦、14分48秒、小鉄がズビスコから体固めでフォール勝ちしています。

トニー・ガレアは星野勘太郎を11分9秒、体固めで破り、カネックは平田淳二を8分17秒、体固めで降しました。

第13戦、5月9日、大分県営体育館(観衆3,100人満員発表)大会。地元大分県国東町出身の藤波がメインイベントに出場、猪木との師弟タッグでブリスコ&チャボ組と対戦。1本目は11分40秒、猪木とブリスコが両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は4分31秒、藤波がチャボを体固め、地元藤波が決勝フォールを奪って2−1で猪木&藤波組が快勝。

奇しくもこの日は藤波のデビュー記念日で、これより丸8年前の71年5月9日、岐阜市民センターにて新海弘勝(魁勝司、北沢幹之)を相手にデビュー戦を行っており記念すべき日に地元大分にて勝ち名乗りを挙げられたという訳です。

セミファイナルの予選トーナメント3回戦、ハンセンvs上田は6分2秒、ハンセンが反則勝ちを収め、2勝1分で決勝リーグ戦進出。前年は敗者復活戦で決勝リーグまで上がってきた上田でしたが、今回は予選落ち。

セミ前、坂口とメイビアのシングルマッチは7分4秒、片エビ固めで坂口がフォール勝ち、長州はM齋藤に9分57秒、反則勝ち。

S小林は藤原とタッグを結成し、カネック&ガレア組と対戦、12分38秒、S小林がガレアを逆エビ固めでギブアップさせでS小林&藤原組の勝利となりました。

予選トーナメント3回戦、星野とズビスコの一戦は11分12秒、逆さ押さえ込みでズビスコが勝ち2勝1敗で決勝リーグ戦進出が決定。

大分大会終了時点で決定リーグ戦進出者が確定。坂口、藤波、長州、M齋藤、ハンセン、カネック、ズビスコ、ガレアの8選手に猪木とアンドレ・ザ・ジャイアントを加えた10選手による総当たりリーグ戦が行われることになりました。

第14戦、5月10日、福岡スポーツセンター(テレビ収録、観衆5,800人発表)大会。東京のファンが喜びそうな猪木とブリスコのNWFヘビー級選手権試合という強力カードを持ってきたものの、4月3日の猪木vsレフトフック・デイトンの格闘技戦から1か月ちょっとしか経っておらず、2か月連続の福岡スポーツセンター開催では満員は無理でした。

メインイベントの猪木vsブリスコのNWF戦。試合前にブリスコが日本円の千円札の札束10,000ドル分を持参し「賞金マッチをやろう」と提案。試合は16分49秒、足4の字固め狙いに来たブリスコを猪木が下から首固めに決めてカウント3。16分49秒、猪木が22度目の防衛に成功しています。

オールドスクールタイプのクラシックなレスリングのブリスコですが、格闘技戦のエッセンスを試合に採り入れていた猪木とは思いの他噛み合わず、約8年前に行われた日本プロレス時代のUN選手権試合程の名勝負にはなりませんでした。

試合後、勝った猪木がブリスコ持参の札束をリング上から撒き散らし、それを拾おうとする観客がリングサイドに押し寄せるというハプニングがありました。テレビ中継ではそのあたりは引きで撮っていて、試合後の出来事だったのでごく短時間しかその場面が映っておりませんが、この試合に賞金マッチが必要だったかというとかなり疑問です。

後年、この「賞金マッチギミック」について、74年12月にブリスコが馬場に敗れNWA世界ヘビー級王座を1週間明け渡した時の金銭の遣り取りについて、ブリスコが自伝(日本語版未発売)で詳細に書いており、それを柳澤健著「1964年のジャイアント馬場」に引用していますが、「馬場はブリスコから金でNWA世界ヘビー級王座を1週間だけレンタルした」ことに対する皮肉という意見もありますが、これはいささか無理筋ではないかと思います。

セミファイナルは地元の坂口が木戸と組んで、ハンセン&ズビスコ組と対戦したタッグマッチ45分1本勝負。7分13秒、坂口がズビスコを体固めで破り坂口&木戸組の勝利。

セミ前は藤波にこの日から特別参加のエル・ソリタリオが対戦したノンタイトル30分1本勝負。華麗な空中技の応酬になった好試合でしたが、8分6秒、カネックの乱入による藤波の反則勝ちに終わりました。

福岡大会の「ワールドプロレスリング」は翌5月11日、プロ野球中継の影響で午後11時50分あたりから録画中継され、猪木vsブリスコ、藤波vsソリタリオの2試合が放送されました。

この日から決勝リーグ戦(45分1本勝負)がスタート。長州はM齋藤と対戦、9分3秒、反則勝ちを拾って4点スタート、M齋藤は0点。

上田は永源を5分9秒、体固めで破り、S小林はリベラに8分2秒、体固めでフォール勝ち。

チャボ&メイビア組は星野&荒川真(ドン)組と対戦、12分30秒、チャボが荒川を体固めで押さえてチャボ&メイビア組の勝ち。カネックは藤原を12分57秒、体固めで降しています。
6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年08月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031