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2023年08月10日19:40

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ストロング小林さん追悼(470)

79年新日本プロレス「第2回MSGシリーズ」は東海地区に移動し、第5戦、5月1日、愛知県安城市体育館(観衆4,200人超満員発表)大会。

メインイベントは、猪木&藤波辰巳&木戸修組の新日本プロレス旗揚げメンバートリオがジャック・ブリスコ&マサ齋藤&ビクター・リベラ組と対戦した6人タッグマッチ。1本目は12分29秒、木戸がリベラを逆さ押さえ込み、2本目は2分30秒、リベラが木戸を体固め、決勝の3本目は4分8秒、藤波がM齋藤を体固めで破り、2−1で猪木&藤波&木戸組が勝利を飾りました。

ストロング小林はセミファイナルでスタン・ハンセンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦し、8分7秒、反則勝ち。5分以上やっていますしフォール負けしなかっただけでも上出来か。ボディスラムに抱えた時に股間を握られて身体に力が入らなくなってしまったのでしょうか?

セミ前は坂口征二とラリー・ズビスコのシングルマッチ30分1本勝負で7分45秒、片エビ固めで坂口のフォール勝ち。

長州力&星野勘太郎組と上田馬之助&ピーター・メイビア組は13分53秒、上田が星野を体固め。予選トーナメント1回戦は藤原喜明とカネックの一騎討ちで11分33秒、カネックが体固めで勝利を収めて1勝。

チャボ・ゲレロは永源遙を8分56秒、体固めで破り、トニー・ガレアは荒川真(ドン)に7分22秒、体固めでフォール勝ちしています。

第6戦、5月2日、岐阜県大垣市スポーツセンター(観衆4,000人超満員発表)大会。メインイベントは猪木&坂口&星野組とM齋藤&ズビスコ&メイビア組の6人タッグマッチ。90年2月10日、東京ドームで63,900人発表の大観衆の中AWA世界ヘビー級王座を賭けて対戦し、観客のウェーブを起こすきっかけとなったズビスコとM齋藤が日本で初タッグを結成。

1本目は12分37秒、日本組の反則勝ち、2本目は3分40秒、猪木がズビスコを体固めに降し反則含みながら2−0のストレートで猪木&坂口&星野組に軍配が上がっています。

セミファイナルは予選トーナメント2回戦(30分1本勝負)ハンセンと上田の一戦。開幕戦の4月27日、横浜文化体育館での第1戦ではハンセンが豪快なラリアットから体固めでフォール勝ちしていますが、上田に粘られ、4分26秒、両者リングアウトの引き分け。ハンセンの1勝1分となり、「2勝しなければ決勝リーグ戦に進出出来ない」ルールであり、3回戦を行うことに。

S小林はセミ前でブリスコと初シングルマッチで対戦し、10分6秒、足4の字固めでギブアップ負けを喫しました。藤波はリベラに11分35秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ち。

長州&小林邦昭組、後の元祖・革命軍がチャボ&ガレア組と対戦、11分49秒、チャボが小林邦を体固めで降し、チャボ&ガレア組の勝利。カネックは木戸を8分20秒、体固めで降しています。

予選トーナメント1回戦、永源と初出場の荒川の一戦は10分31秒、腕ひしぎ逆十字固めで永源が荒川からギブアップを奪いました。永源の逆十字は珍しいです。こちらの枠は抽選の都合で1回勝てば勝者がガレアと対戦することになっており、永源は2回戦でガレアと対戦が決定しました。

第7戦、5月3日、岐阜県美濃加茂市中濃体育館(現プラザちゅうたい、観衆3,000人満員発表)大会。S小林はメインイベントに出場、猪木&藤波とのトリオでハンセン&ズビスコ&ガレア組と対戦。1本目は12分32秒、S小林がズビスコを片エビ固め、2本目は6分53秒、ズビスコがS小林を体固め、決勝の3本目は4分10秒、猪木がガレアを回転エビ固めに決めて2−1で猪木&藤波&S小林組が勝利を収めました。

セミファイナルは星野vsブリスコのシングルマッチ45分1本勝負。6分15秒、足4の字固めでブリスコのギブアップ勝ち。

セミ前は予選トーナメント2回戦、坂口とチャボの対戦。開幕戦の横浜文化体育館ではチャボに不覚のリングアウト負けを喫している坂口。チャボの変幻自在の空中殺法に苦戦しながらも12分51秒にリングアウト勝ち、1勝1敗とし3回戦で対戦します。

予選トーナメント2回戦、長州とメイビアは9分14秒、両者リングアウトとなり、1勝1分で3回戦ヘ。

上田は藤原を3分47秒、体固めで破り、若手の平田淳二が木戸とのタッグでカネック&リベラ組と対戦。11分6秒、カネックが平田を体固めで降しカネック&リベラ組の勝利となりました。

中国地方に移動し、第8戦は5月4日、岡山武道館(テレビ生中継、観衆2,500人発表)大会。メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビがブリスコ&ハンセン組と対戦。1本目は5分52秒、猪木がブリスコをグラウンド・コブラツイストの体勢からエビ固めに丸め込んで先制のフォール勝ち、2本目は2分52秒、ハンセンがウェスタン・ラリアットから坂口を体固め。

この2本目のラリアットで坂口が血ヘドを吐き、観客は騒然。口の中が切れたにしては出血量が多く、喉が切れたか、はたまた内臓がイカれたかで戦闘不能状態に…。

3本目は孤立した猪木が1分9秒、ブリスコのダブルアーム・スープレックスからの体固めにフォール負けを喫し、2−1で黄金コンビの完敗となりました。

セミファイナルは予選トーナメント2回戦、藤波とS小林注目の一戦。両者は前78年9月19日、大阪府立体育会館での坂口&S小林組vs藤波&木戸組のタッグマッチの1本目、逆さ押さえ込みで藤波がS小林から1本奪い、11月24日、勝田市総合体育館出野プレ日本選手権予選リーグ戦では藤波がリングアウト勝ちと藤波に分がいいです。

試合は30分時間切れ引き分け、5分間の延長戦も時間切れとなり、さらに5分間の再延長となりましたがこちらも時間切れ。

後日の再試合となるかと思いきや、新間寿マネージャーがS小林の傍に行って何やら耳打ちすると、それまでエキサイトしていたS小林の表情が急に柔和になりました。本部席の倍賞鉄夫リングアナから「S小林が藤波に決勝リーグ戦進出の権利を譲る」と発表され、S小林が再試合を辞退し予選トーナメントを棄権することになりました。

テレビで観た限りでは、S小林が自主的に譲ったとは思えず、無理矢理言い包められた感じでした。藤波は1勝もしないまま、決勝リーグ戦進出一番乗りが確定しました。S小林はまだまだ余力があり、体力的な衰えは全く感じません。

テレビ生中継はメインとセミの2試合を放送、藤波vsS小林戦が試合の途中から放送に入った為、メインのタッグマッチは最後まで見ることが出来ました。

セミ前は長州&藤原組がM齋藤&リベラ組と対戦、9分35秒、長州がリベラを体固め。予選トーナメント2回戦、星野とズビスコは9分17秒、ズビスコが体固めで勝ち1勝1敗となりました。

上田は永源を僅か2分30秒、体固めで降し、チャボは小林邦に10分2秒、体固めでフォール勝ち。平田はメイビアとシングルでぶつかるも5分1秒、片エビ固めでフォール負けし玉砕。カネックはジョージ高野を8分32秒、背骨折り(おそらくアルゼンチン式)でギブアップさせました。
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