79年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」第3戦、1月7日、後楽園ホール(観衆2,000人満員発表)大会。日曜日の昼興行と言えば、正月興行など全日本プロレスがお馴染みで、国際プロレスも開催していましたが、この時、新日本プロレスが初の日曜日午後1時試合開始の昼興行。
ノーテレビでこのシリーズは東京での興行は開幕戦の大田区体育館と後楽園ホールだけでしたので、私はこの興行は観に行っています。
メインイベントは猪木&長州力組が北米タッグ王座挑戦を控えるボブ・ループ&クルト・フォン・ヘス組と対戦。1本目は10分24秒、ヘスが長州を体固め、2本目は3分21秒、猪木がヘスをエビ固め、決勝の3本目は2分50秒、ループがショルダーバスターから長州を体固め、長州が2本取られて、ループ&ヘス組が2−1で勝利を飾りました。
セミファイナルは坂口征二とトニー・ロコのシングルマッチ45分1本勝負で9分20秒に逆片エビ固めで坂口のギブアップ勝ち。
セミ前が藤波辰巳海外遠征壮行試合、ヘクター・ゲレロとのシングルマッチ30分1本勝負。この試合を終えた後、藤波はライバル、チャボの実弟ヘクターを9分20秒にジャーマン・スープレックスホールドで破りました。試合後、藤波はセコンド陣に胴上げされて、激励を受けました。
このシリーズは序盤3戦のみの参戦でしたが、ロコ、カルロス・ホセ・エストラーダ、ヘクターと外国人ジュニア戦士を三タテにしています。この後、藤波はロサンゼルス、ニューヨークを転戦し次期2月23日、千葉公園体育館での「ビッグ・ファイト・シリーズ」開幕戦に凱旋帰国する予定です。
木戸修とジョニー・パワーズのシングルマッチは7分12秒、足8の字固め(パワーズロック)でパワーズがギブアップ勝ちし、ストロング小林はトニー・セントクレアーを6分33秒、カナディアン・バックブリーカーで破りました。星野勘太郎vsエストラーダは10分13秒、エストラーダが体固めでフォール勝ちしています。
1月21日、国際プロレスの後楽園ホールでグレート草津&アニマル浜口組のIWA世界タッグ王座に星野とのヤマハ・ブラザーズで挑戦が決定した山本小鉄ですが、前78年は試合数も少なかったこともあり、このシリーズ、実践特訓として試合が頻繁に組まれています。
この日は、若手のジョージ高野とタッグを組み、永源遙&小林邦昭と対戦、11分55秒、小鉄が小林邦を体固めで破っています。
第4戦、1月9日、埼玉県熊谷市民体育館(観衆2,000人発表)大会。メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビが登場、ループ&エストラーダ組と対戦。1本目は11分17秒、日本組の反則勝ち、2本目は2分20秒、坂口がエストラーダを体固めで破り、反則含みながら猪木&坂口組が2−0のストレート勝ちを収めています。
セミ前はS小林とヘスのシングルマッチ45分1本勝負でしたが、北米タッグタイトル戦前とは言え、9分38秒、片エビ固めでフォール負けを喫してしまいました。
セミ前はパワーズが永源に6分13秒、反則勝ち、長州はロコを11分12秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち、藤原喜明とセントクレアーは8分20秒、体固めでセントクレアーのフォール勝ちです。
星野&小鉄のヤマハ・ブラザーズが試運転でタッグを結成、栗栖正伸&小林邦組とタッグマッチ30分1本勝負で対戦、15分35秒、星野が栗栖を体固めで破り、ヤマハの勝利。木戸vsヘクターは13分7秒、体固めでヘクターがフォール勝ちを収めました。
第5戦、1月10日、八王子市東京サマーランド(観衆2,100人発表)大会。メインイベントは猪木&星野組がヘス&ロコ組と対戦。1本目は14分18秒、猪木がヘスを弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップさせ、2本目は3分5秒、両チームリングアウトで1−1となり、2−1で猪木&星野組に凱歌が上がっています。
セミファイナルはS小林とループのシングル初対決45分1本勝負で9分53秒、ループがショルダーバスターからの体固めでフォール勝ち。S小林は前日の熊谷大会に次いで、ヘス、ループと北米タッグ王座挑戦者チームにシングルで連敗です。
セミ前は坂口とエストラーダのシングルマッチで体格差に優る坂口がパワーで圧倒し9分2秒、片エビ固めでフォール勝ち。パワーズは藤原喜明と初対戦で6分31秒、足8の字固め(パワーズロック)でギブアップ勝ち。長州はヘクターを8分5秒、体固めで破っています。
第6戦、1月11日、群馬県藤岡市民体育館(観衆2,000人発表)大会。メインイベントは猪木&S小林のニュー・ゴールデンコンビに木戸を加えたトリオがループ&ロコ&ヘクター組と対戦。1本目は12分53秒、ループのマネージャー、グレート・マレンコが乱入し、12分53秒、猪木がループに反則勝ち、2本目は、6分13秒、木戸がヘクターを体固めで破り、反則含みながら、猪木&S小林&木戸組が2−0のストレート勝ちを収めました。
セミファイナルは長州とヘスのシングルマッチ45分1本勝負で7分51秒、片エビ固めでヘスのフォール勝ち。国際プロレスからの出戻りヘスは扱いが悪くなるどころか、序盤戦は好調なスタートです。
坂口はセミ前でセントクレアーを7分12秒、体固めで破り、パワーズは小鉄を9分14秒、足8の字固め(パワーズロック)でギブアップさせ、エストラーダは永源を9分50秒、回転エビ固めで降しました。
※1月7日、後楽園ホール大会の観戦チケットをUP致しました。
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