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2023年06月20日22:14

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ストロング小林さん追悼(419)

78年新日本プロレス「プレ日本選手権」は関東地区をサーキット、第7戦は11月25日、埼玉県行田市民体育館(観衆2,000人発表)大会。

ストロング小林と小林邦昭はこの日は国際プロレス「日本リーグ争覇戦」蔵前国技館大会に出場の為、新日本プロレスの興行には出場せず。メインイベントの予選リーグ公式戦は藤波辰巳と上田馬之助が対戦し、8分23秒、藤波の反則勝ち。藤波は4点加算で負けなしの33点となり依然として首位をキープ。上田は15点。 

セミファイナルは坂口征二と永源遙の公式戦で、9分10秒、坂口が片エビ固めでフォール勝ちして29点、永源は5点。長州力vs星野勘太郎は15分39秒、首固めで長州が先輩星野を破って19点、星野は5点。

異色の対決、マニア歓喜の初対決、木戸修とサンダー杉山の公式戦は11分15秒、片エビ固めで杉山が勝ち15点、木戸も同じく15点。

予選リーグ戦シードのヒロ・マツダは剛竜馬との狼軍団師弟対決45分1本勝負を行い、9分45秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。

第8戦、11月26日、千葉県市原市臨海体育館(観衆2,000人発表)大会。メインイベントは藤波&星野組がマツダ&マサ齋藤組と対戦。1本目は12分9秒、藤波とM齋藤が両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は4分39秒、マツダが星野を体固めで破り、2−1でマツダ&M齋藤組の狼軍団の勝利に終わりました。

セミファイナルの予選リーグ公式戦は因縁深い坂口と上田の対戦、暴走した坂口が7分57秒に11月24日、勝田大会での杉山戦に次いで反則負けを喫してしまいました。上田は19点、坂口は29点。

長州と剛のシングルマッチ初対決、長州のカナダ武者修行時代、当時国際プロレスから武者修行に来ていた剛(八木宏)とタッグを組んでモントリオールで暴れていた間柄ですが、新日本プロレスのリングで一騎討ちが実現、11分5秒に剛がリングアウト勝ちを収めました。剛は28点、長州は19点。

S小林は木戸との公式戦で12分24秒、エビ固めでフォール勝ちし24点、木戸は15点。永源vs杉山の異色対決は11分24秒、片エビ固めで杉山の勝利、杉山は20点、木戸は15点。

第9戦、11月28日、茨城県岩瀬町(現在の桜川市)体育館(観衆2,000人満員発表)大会。

メインイベントは坂口&長州組がマツダ&杉山組と対戦。1本目は11分7秒、坂口が杉山を逆エビ固め、2本目は4分6秒、坂口が杉山に反則勝ちで反則含みながら坂口&長州組が2−0のストレート勝ちを果たしています。

S小林はセミファイナルの予選リーグ公式戦で上田と対戦し、9分14秒、反則勝ち。S小林は28点、上田は19点。

セミ前のこちらは注目の一番、藤波vs木戸のカール・ゴッチ門下生対決、12分52秒、藤波が逆回転エビ固め(木戸の後方回転エビ固めを切り返す)で逆転のフォール勝ちで38点、木戸は15点で不変です。

M齋藤は永源を12分3秒、首固めで破り20点、永源は5点のまま。星野と剛の一戦は11分40秒、逆さ押さえ込みで星野がフォール勝ち。翌々日に藤波のWWWFジュニア・ヘビー級王座に挑む剛でしたが星野は華をもたせることなく、あっさり勝ってしまい10点、剛は28点。

新日本プロレス一行は関東から中国地方へ。第10戦は11月30日、広島県立体育館(テレビ収録、観衆3,600人発表)大会。

メインイベントは藤波のWWWFジュニア・ヘビー級王座に剛が2度目の挑戦した61分1本勝負。前回は真っ白なタイツとシューズを着用していた剛ですが、今回は馴染みのある青紫色のタイツを着用。

グラウンドでも藤波が圧倒し、17分56秒、必殺のドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)が炸裂し藤波が11度目の王座防衛に成功しました。

セミファイナルは予選リーグ戦、北米タッグ王者チーム同士の、坂口とS小林の一戦。両者はこれまでシングルで3回対戦。S小林がフリー参戦していた75年「第2回ワールド・リーグ戦」4月4日、開幕戦の蔵前国技館大会で初対戦し30分時間切れ引き分け。

2度目がS小林が新日本プロレスに正式入団してから約1年後の76年「第3回ワールド・リーグ戦」5月7日、高松市民文化センター大会、猪木が負傷し優勝決定戦出場を辞退、決定進出に燃える坂口が11分4秒、ブレーンバスターからの体固めでフォール勝ちを収めました。

3度目の対戦は同76年「アジア・リーグ戦」7月24日、出雲市体育館での決勝リーグ戦で22分36秒、両者リングアウトの引き分けに終わり、坂口の1勝2分。

試合はパワーとパワーが正面からぶつかり合う激しい試合となりました。坂口がコブラツイスト、しかしロープに近い、S小林は懸命にロープエスケープを図り、両者もつれて場外に転落。

S小林は坂口の背骨を鉄柱に叩きつけてダウンさせると、ニードロップを喉元に連発、すかさずリングに生還し、14分28秒、リングアウト勝ち。リングアウトながら坂口から嬉しい初勝利。勝ったS小林は坂口に握手を求めましたが、悔しい坂口はS小林の顔面に張り手を一発入れて、憮然とした表情でリングを降りています。S小林は32点、坂口は3敗目で29点。

このシリーズ、S小林は長州にフォール負け、藤波にリングアウト負けといいとこがなく、プレ日本選手権予選リーグ戦は参加12選手中、8選手が決勝トーナメントに進出出来るもので、予選落ちは4選手しかおらず、坂口が予選落ちすることはまずないことから、S小林の顔を立てんと、星を譲ったと思われます。テレビ放送はセミとメインの2試合を放送しました。

他、永源vs上田の一戦は4分12秒、体固めで上田の勝利。上田は24点、永源は5点。長州とM齋藤の公式戦は11分4秒、M齋藤の反則勝ちとなり、M齋藤も24点、長州は連敗で19点。星野と杉山の初対戦は12分47秒、星野が反則勝ちを拾って連勝し14点、杉山は20点のまま変わらずでした。

前半は猪木抜き、また外国人レスラーが参加していないところから日程も歯抜けが目立ち2週間で10大会しか組めず、観客動員も苦戦しました。
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