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2023年06月09日21:29

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ストロング小林さん追悼(408)

78年新日本プロレス「闘魂シリーズ」終盤戦、第18戦は10月27日、広島県福山市体育館(テレビ生中継、観衆2,300人発表)大会。

初期の新日本プロレスがよく組んでいた「ダブル前哨戦」メインイベントが11月1日、愛知県体育館で行われるNWFヘビー級選手権試合前哨戦、猪木vsクリス・マルコフ、セミファイナルは10月30日、岡山武道館で行なわれる北米タッグ選手権試合、坂口征二&ストロング小林組vsキラー・カール・クラップ&ブルート・バーナード組。

メインはエース格ながら、開幕戦の10月6日、新潟市体育館での木戸修戦以来のテレビ登場となるマルコフと猪木が一騎討ち。両者のこれまでの最後のシングルマッチはマルコフが最後に日本プロレスに来日した71年8月3日、山口県下関市体育館以来で、この時は2日後の8月5日、愛知県体育館でジャック・ブリスコとのUN王座防衛戦を控えて張り切る猪木が11分50秒、コブラツイスト(アバラ折り)であっさりと勝っています。

メイン開始前に、11月17日、後楽園ホールで開幕する次期「プレ日本選手権」にフリーのヒール集団「狼軍団」として参戦が決定している上田馬之助とサンダー杉山が乱入しました。上田は前「ゴールデン・ファイト・シリーズ」以来でしたが、杉山は新日本プロレスのリングに上がるのは初めて。

杉山は76年2月に馬場と口論となり全日本プロレスを退団してから、フリーとして同年7月、古巣国際プロレスに単発で参戦、国際プロレス在籍時より、名古屋の医薬品メーカー「スズケン」の事業部長となり、日本テレビの「底ぬけ脱線ゲーム」、「おはようこどもショー」の「サンダーおじさん」などタレント活動の傍ら、名古屋で「サンダー杉山ベンディングサービス」「サンダー杉山エンタープライズ」を設立し事業を展開していました。

事業が忙しくなり、国際プロレスのリングには77年6〜8月の「ビッグ・サマー・シリーズ」を最後に遠ざかっていました。長髪を後ろに束ねていたザンバラ髪を綺麗にスキンヘッドに剃り上げてヒールモードにイメージチェンジ。

上田は花束嬢の肩に手を回し、いきなりキスをしようとするセクハラ行為に出て花束嬢は恐怖のあまり退散。

試合はノンタイトル60分1本勝負。波乱の中でメインイベントのゴングが鳴り、猪木は足4の字固めを仕掛けていきましたが、マルコフが身体を回転させて両者場外に転落。そこへ上田と杉山が再び入ってきて猪木に襲かかり、猪木はリングに戻れず、僅か4分21秒、両者リングアウトの引き分けに終わっています。マルコフは上田&杉山に持って行かれ、いいところはほとんど見られず。

セミファイナルは北米タッグ選手権試合前哨戦、ノンタイトル60分3本勝負。S小林は実に今シリーズ初のテレビ登場、9月22日に放送された9月19日、大阪府立体育会館での坂口&S小林組vs藤波辰巳&木戸修組の試合以来、1か月以上「ワールドプロレスリング」登場なし。(セコンドで映ったことはあったかも知れませんが…)

1本目は11分14秒、S小林が重心が低く持ち上げ辛いバーナードを強引に担ぎ上げてカナディアン・バックブリーカーでギブアップを奪いました。バーナードから初の一本勝ちです。

挑戦者チームは勝敗より勝算度外視で王者チームにダメージを与えることが目的、2本目に入ると外国人組は、場外にS小林を誘い込み、本部席の机、椅子、ゴミ箱など、目につくあらゆるモノを凶器として使い攻撃、S小林を集中攻撃し6分10秒、クラップがS小林にリングアウト勝ち。

決勝の3本目は外国人組の反則に業を煮やした日本組が暴走し3分53秒、挑戦者組の反則勝ちとなり2−1で前哨戦は挑戦者チームに軍配が上がりました。テレビ生中継はメインとセミの2試合を放送。

藤波はセミ前でトニー・ロコを11分8秒、体固めで破り、星野勘太郎とチャボ・ゲレロのシングルマッチは8分29秒、エビ固めでチャボの勝利。長州力はジ・エクスキューショナーを11分35秒、体固めで撃破しました。

第19戦は10月28日、兵庫県洲本市スポーツセンター(観衆2,500人超満員発表)大会。メインイベントは初結成となる猪木&坂口&藤波の豪華トリオがマルコフ&チャボ&エクスキューショナー組と対戦した6人タッグマッチ。S小林には気の毒な話ですが、このトリオがこの時点での「ニュービッグ3」ということになるのか。

1本目は13分4秒、坂口がチャボを片エビ固め、2本目は5分49秒、猪木をがエクスキューショナーをコブラツイスト(アバラ折り)でギブアップさせ、猪木&坂口&藤波組がストレート勝ちを飾りました。

S小林はセミファイナルでクラップとシングルマッチ45分1本勝負で対戦も8分29秒、体固めでクラップにフォール負けを喫しています。

バーナードは藤原喜明を3分40秒、体固めで破り、長州と木戸のシングルマッチは13分34秒、首固めで先輩の木戸に軍配が上がりました。星野はロコを9分53秒、回転エビ固めで破っています。
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