週末の学校にて。
曲、衣装、振り付けのすべてが揃った。曲を生演奏してくれる神器の目つきの悪い人(?)は「こんなぬるい曲では燃えんな」とかいっていたが、演奏はしてくれるようだ。
リリーナの衣装のほうは3色のセーラー服っぽいものを仕上げてきた。腰の大きいリボンがついているが、ここだけちょっとアイドルっぽさを追加したらしい。等身大の小学生の恋愛の曲なので制服であげたらしい。
祷姫奈の詩のほうは「電柱の陰からみつめています」みたいなものから「ちょっと接近し、一緒に登下校している」ようなちょっとかわっていた。でも告白は言い出せない的な。
リリアンナ「これで全て揃いましたわね。あとはわたくし達がライブをするだけです」
愛乃亜「頑張ろうね、祷姫奈ちゃん」
しかし祷姫奈、頬を赤くして無言。彼女にはもう1つ、やってもらわないといけないからだ。それは・・・・隆司にライブを観てもらうように言う事だ。リリアンナに「さぁ、いってらっしゃいな」と屋上から追い出されるように出て行った。
隆司は教室にいた。なんとか声をかけ、廊下に呼び出すと、いきなり言った。「今日のHYPER NOVA」のライブをみてねと。
隆司「え?ああまぁ毎回観てるから次も観る予定だけど・・・・」
どうやら隆司はHYPER NOVAのフォロワーでもあるらしい、同じ小学生でライブ映像を創り出すのは尊敬しているといってくれた。
祷姫奈「よかった・・・・」
隆司「え?」
祷姫奈「え!?ううん、なんでもないの!!じゃあライブ見てね!!それじゃ!!」
そう言って祷姫奈は隆司からは見えない階段前までで止まって安堵の息を吐く。そこに丁度リリアンナと愛乃亜が屋上から降りてきた。
リリアンナ「誘えましたの?」
祷姫奈「うん。毎回みてくれてて今回も観る予定だって。フォロワーにもなってくれてるみたい」
愛乃亜「わ〜よかったね〜」
よかったはまだ早い。ライブはこれからなのだから。
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