78年新日本プロレス「ゴールデン・ファイト・シリーズ」第3戦は関東地方に移動、8月27日、千葉県八千代市八千代台駅前ショッピングセンター・ユアエルム屋上特設リング(観衆2,000人満員発表)大会。
ストロング小林はメインイベントに登場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでタイガー・ジェット・シン&ジョニー・マンテル組と対戦。1本目は14分49秒、猪木がシンに反則勝ち、2本目は、7分47秒、S小林がJマンテルをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせ、2−0のストレートで猪木&S小林組が勝利を飾りました。
セミファイナルは「MSGシリーズ」5月26日、高松市民文化センター以来のシングル対決となる藤波辰巳と上田馬之助のシングルマッチ45分1本勝負。前回は僅か2分57秒、藤波が電光石火の横入り式エビ固め(スクールボーイ)で公式戦で唯一、上田から3カウント奪って勝っていますが今回は上田のペースに巻き込まれ、8分40秒、藤波の反則勝ち。
坂口征二はジンバ・カーンを7分35秒、逆片エビ固めでギブアップさせ、長州力はバッファロー・アレンに8分12秒、サソリ固めでギブアップ勝ち。先の「サマー・ファイト・シリーズ」では長州は2敗、2両リンという不本意な対戦成績で終わっているだけにようやく一矢報いた感じです。
永源遙vsジョー・ロッシーは9分7秒、腕固めでロッシーの勝利、星野勘太郎と木戸修の一戦は12分14秒、回転エビ固めで木戸に軍配が上りました。ピート・ロバーツは荒川真(ドン)を11分35秒、体固めで撃破。
第4戦は東海地方へ。8月28日、静岡県榛原町(現在の牧之原市)コスタショッピングセンター駐車場特設リング(観衆4,200人超満員発表)大会。
メインイベントは猪木&藤波&木戸組の旗揚げメンバートリオが実現、上田&Pロバーツ&Jマンテル組と対戦、1本目は13分46秒、木戸がPロバーツをエビ固め、2本目は1分41秒、Pロバーツが木戸をエビ固め、決勝の3本目は4分31秒、藤波がJマンテルを体固めでフォールし2−1で猪木&藤波&木戸組が快勝しています。
S小林はセミファイナルでシンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、6分2秒、体固めでフォール負けを喫しました。
坂口はロッシーを6分28秒、片エビ固めで降し、Zカーンは藤原喜明に6分5秒、背骨折り(何のバックブリーカーかは不明)で勝利。アレンは星野を8分54秒、体固めで破りました。
第5戦、8月29日、愛知県春日井市ボウリング場跡特設リング(観衆4,000人超満員発表)大会。メインイベントは猪木&星野組がシン&Pロバーツ組と対戦、1本目は16分55秒、星野がPロバーツを逆さ押さえ込み、2本目は6分15秒、日本組の反則勝ちで反則含みながら2−0のストレートで猪木&星野組が勝利を収めています。
セミファイナルは坂口とJマンテルのシングルマッチ45分1本勝負で9分47秒、体固めで坂口のフォール勝ち。
S小林はアレンとのシングルマッチで8分28秒、片エビ固めでS小林の快勝、長州は藤原喜明を12分30秒、サソリ固めでギブアップさせています。ロッシーは若手の小林邦昭と対戦、6分43秒、体固めでロッシーのフォール勝ちに終わっています。
第6戦は関東に戻り、8月30日、埼玉県三郷市戸ケ崎亀有信用金庫特設リング(観衆2,500人満員発表)大会。
メインイベントで初となる猪木&坂口&S小林の「ビッグ3」がトリオを結成、シン&Zカーン&Jマンテル組と対戦、1本目は12分31秒、S小林がJマンテルを体固め、2本目は3分3秒、JマンテルがS小林にリングアウト勝ち、決勝の3本目は4分9秒、猪木がJマンテルを体固め、2−1で猪木&坂口&S小林組の「ビッグ3」が勝利を飾っています。
猪木&坂口&S小林組のトリオは75年5月のS小林の新日本プロレス正式入団後、1度も組まれたことはありませんが、この時点で猪木がNWFヘビー級王者、坂口&S小林組が北米タッグ王者と団体の看板ベルトを保持している3選手のトリオですから、三郷のファンには失礼ながら、地方のノーテレビの野外会場で組んでしまうのはあまりに勿体ないと思うのです。
藤波、長州の台頭により選手層が厚くなったから出来た部分もあるでしょうが、S小林のポジションがそれだけ下がったということでしょう。
セミファイナルは藤波vsPロバーツのシングルマッチ45分1本勝負で11分30秒、回転足折り固め(ジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド)で藤波のフォール勝ち。
長州は上田に3分29秒、反則勝ち。セミ前から後ろ3試合はテレビ中継があってもおかしくないカードです。アレンは木戸を10分35秒、体固めで破り、ロッシーは栗栖正伸を12分32秒、片エビ固めで降しています。
ログインしてコメントを確認・投稿する