第210戦、11月2日発売号○【予想、正解】世紀の「1億円結婚式」から50年、猪木、倍賞美津子さん挙式(71年新宿・京王プラザホテル)
11月3日水曜日が文化の日の為祝日にあたり、この週は2日火曜日が発売日となりました。これはもう「迷いなし」の一択で6月16日のモハメド・アリ来日から実に15週ぶりに当てることが出来ました。
【解説】プロレス界の若きエース猪木(当時28歳)と松竹の人気女優、倍賞美津子さん(当時24歳)の「1億円結婚式」はスポーツ、芸能界の両方で大きな話題を集めました。
京王プラザホテルはこの年にオープンしたばかりの最高級のホテル、媒酌人は日本テレビの「日本プロレス中継」メインスポンサーである三菱電機の大久保謙夫妻(敬称略)。代表祝辞は日本プロレスリング・コミッショナー、衆議院議員で元自民党副総裁、元外務大臣の椎名悦三郎、乾杯の音頭は笹川良一日本船舶振興会会長、猪木側祝辞は衆議院議員の秋田大助、倍賞側祝辞は松竹会長の城戸四郎が務めています。
出席者はスポーツ界、芸能界を初め1,500人が招待され、プロレス界からは馬場、坂口征二、大木金太郎、吉村道明以下所属選手大多数、芳の里淳三社長。他、中村(萬屋)錦之助、淡路恵子夫妻、田宮二郎、堺正章、笹みどり、フランキー堺、長門勇、林家木久蔵(木久扇)、立川談志、一龍斎貞鳳、由利徹、荒船清十郎、コロムビア・トップらが出席。
挙式前に芳の里社長は猪木に「宣伝になるから盛大にやれ、費用は会社が持つ」と言い、猪木によれば「本当に1億円かかってしまった」(猪木自伝「燃えよ闘魂」より)ということでした。
猪木は12月9日、大阪府立体育会館でドリー・ファンク・ジュニアとのNWA世界ヘビー級、UNのダブルタイトルマッチを控えており「年末にジュニア(ドリー)が来るので、新婚旅行は延期です。新居も決まっていなく、世田谷に土地を買ったばかり、それまでは倍賞家に居候ですよ」と報道陣に笑ってコメントしています。
人生の絶頂だった猪木ですが、僅か1か月後に会社乗っ取りを企てたクーデター犯として日本プロレスを除名・追放処分となり日本プロレスを追われ、結婚式の費用も払って貰えず、美津子さんとの新婚生活に予定していた世田谷区野毛の土地は新日本プロレスの道場兼合宿所になり、猪木夫妻は代官山の賃貸マンション住まいとなる訳です。
※対戦成績は210戦39勝171敗、勝率186。
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