翌日の放課後。誰もいない図書室へリリアンナを連れ出した祷姫奈。そして好きな相手を聞くと、今度は将人の家へ。まだ帰っていないというので玄関で待つと1時間ほどで帰ってきた。
将人「くっそ・・・・今日は負けがかさんだか・・・・ん?どうした祷姫奈」
祷姫奈「おかえりおにーさん。負けって何が?」
将人「ああ、格ゲーの話。読みが外れて今日は勝った数より負けた数のほうが多かったんだ。で?どうしたこんなトコで」
祷姫奈「おにーさんに話があるんだ。あの--------------」
?????「それはわたくしからします」
声のした方を見ると、リリアンナがいた。俯いて。何の話か分からないが、2人を将人の部屋へ。
リリアンナは前回の放送を観てくれたかかを聞く。「もちろん。いい曲ではあるけど・・・・コメントが荒れてたな」と答える。観てくれていたようだ。ならば話は早い。
リリアンナ「あの詩は・・・・貴方を想って書いた詩なんです」
将人「俺・・・・を?」
リリアンナ「貴方が好きです」
直球の告白に、将人は後頭部を搔きながら困った顔をした。これは-------------
リリアンナ「わたくしでは・・・・ダメですのね・・・・」
祷姫奈「おにーさん!!リリアンナちゃんのどこがダメなの!!」
すごい剣幕で祷姫奈が飛び掛かる。将人ととっくみあいになる。
祷姫奈「なんで!!リリアンナちゃんがちゃん真剣なんだよ!!」
将人「わかってる!!わかったって!!とりあえずどけよ!!」
と言われたのでとりあえず元居たところに座る。で、将人の言葉を待つ-----------
将人「別にリリアンナちゃんがダメってわけじゃねぇんだ。悪いのは・・・・俺のほうだ」
そこから長い将人の話が始まる。彼はこの600余年の間、数回の転生を繰り返し、悪神などから日本を護ってきた三種の神器という器の一柱である。その間、アマテラスという女神の神霊をその身に適合させた鈴鳴希望と共に。前回の転生では転生前の2000年代に重婚をしていた観月陽子。2人とは転生を繰り返して巡り合っていたが・・・・今回の転生では出会っていない。出会っていないのか転生していないのかすらもわからない・・・・。
しかし・・・・3種の神器のー柱。だれかと結婚し、子孫は遺さなければならない---------------------------
将人「希望と陽子のいない世界での結婚は果たして出来るのか。俺も高校生の身空ながらに悩んださ。別の恋愛が出来るのか。2人との思い出を抱えたままで。は。まぁその答えはまだだけどな」
祷姫奈もリリアンナも次の言葉が出てこない。彼になんと言ってあげられればいいのかもわからない。
言ってはあげられないが・・・・リリアンナはそっと将人を胸に抱きしめた。そして「おつらかったのでしょうね」と呟く。
将人「ありがとう。でもいいのか?ほかの女が忘れられない男なんて」
リリアンナ「わたくしがその寂しさを埋められるのならば」
将人もそっとリリアンナを抱きしめる。そして「ありがとう」とつぶやいた。祷姫奈は「じゃあそろそろお邪魔虫は帰りますね〜〜☆」と将人の部屋の窓を開け、換気の為に少し開いていた自分の部屋の窓を開けて窓伝いに自分の部屋に帰っていった。
リリアンナ「あっ・・・・とき-----------」
祷姫奈「ごゆっくり〜〜☆」
窓を閉めた。その先の事はわからないが、2人きりにと祷姫奈なりに気を利かせた。
祷姫奈「あ、靴おにーさんのウチの玄関にあるまんまだ。まいっか☆」
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