木曜日。放送前日の夕方。なんとか3人共形にはなった。
祷姫奈は早い段階で仕上がっていたが、リリアンナと愛乃亜はやっと形になったばかり。もうすこし練習が必要か。
アリア「大丈夫?無理しないでね?」
リリアンナ「はい。がんばりますわ」
愛乃亜「もう少し出来るようにならないと不安だもんね・・・・」
祷姫奈「じゃあ練習続けようか」
と、3人横並びになって練習を続ける3人それを見守るアリアの表情は・・・・険しい。
(・・・・この曲はやめさせた方がいいかしら・・・・)
その視線の先は苦労して練習に励むリリアンナと愛乃亜ではなく、一番できている娘に向けられていた。
(発光しちゃってるわね・・・・どうしたものかしら)
そう、練習する祷姫奈は淡くだが光を放っている。練習に夢中の当人やリリアンナと愛乃亜は気づいていない様子。このままやらせたらあしたも光るかもしれない・・・・。
そんな事を考えていると、隣に住む将人が練習を見に来た。少々発光をしているのは彼もすぐに気付いて、代案をだしてくれた。
将人「やめさせたり手加減させるんじゃなくて、ライトアップを強くしたらわかんねぇんじゃねぇかなぁ・・・・」
アリア「そうでしょうか・・・・」
たしかに、ステージのライトを強くすれば分かりにくいかもしれないが・・・・。
夜、試しにバーチャル世界に行ってアリアはKAGUYA、将人はKUROTOというバーチャルネームでダイヴし、実際ステージで歌わせてみた。
・・・・感想、ライトを強くすれば分かりにくそうだ。ただ分かりにくいというだけで完全に消すにはホワイトアウトするほど強くしないといけなさそう。さすがに真っ白ステージにはできない。
ピュアリークリスタ「どうかな?おかあさん、おにいさん」
KIUROTO「え?ああまぁステージライトをつよくすりゃ分かりにくくはなってる」
ピュアリークリスタ「ほんと?じゃあこのままでいい?」
KAGUYA[でもわかる人にはわかってしまうわね。でもどうしようもないわね。これ以上は白むし、ホワイトアウトしてしまうのは論外だし」
ピュアリークリスタ「そんなに激しく光ってた私?」
KAGUYA[そうねぇ・・・・わかってしまったらそれまでね」
という事で、とりあえずはそれで対応する事に決定した。
あとは明日の放送、どうなるかだ。
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