76年新日本プロレス「闘魂シリーズ第2弾」も終盤に近づいてきました。
九州地方をサーキットしている新日本プロレス一行、第23戦は11月26日、宮崎県都城市体育館(観衆2,400人発表)が行われています。
前日の鹿児島大会でのイワン・コロフ戦でコロフをロープの反動を利して同体で場外に投げた猪木は試合後、足を痛めて場外で動けなくなってしまいましたが、左足首を捻挫していたことが判明し、この日の都城大会を大事を取って欠場しています。
メインイベントは坂口征二&ストロング小林&星野勘太郎組がパット・パターソン&ラリー・ヘニング&リッキー・ハンター組と対戦した6人タッグマッチ60分3本勝負。
1本目は14分35秒、LヘニングがS小林を体固め、2本目は2分56秒、S小林がLヘニングを逆エビ固め、決勝の3本目は4分12秒、坂口がハンターを片エビ固めで破り2−1で坂口&S小林&星野組が快勝、猪木の留守を守りました。
セミファイナルは西ドイツ短期武者修行から凱旋帰国した小沢正志(キラー・カーン)がコロフとのシングルマッチにまたも抜擢されており、7分29秒にカナディアン・バックブリーカーでギブアップ負けしています。
ウィリエム・ルスカは永源遙と対戦、6分21秒、体固めで勝利を飾りました。
第24戦、11月28日、佐賀県鳥栖市民体育館(観衆2,200人発表)大会。猪木は1大会欠場したのみで復帰。セミファイナルでパターソンとシングルマッチ45分1本勝負を行い、9分12秒、反則勝ちを拾いました。
S小林はこの日もメインイベントに出場、坂口&木戸修とのトリオでコロフ&Lヘニング&ハンター組と対戦。1本目は15分51秒、Lヘニングが木戸を体固め、2本目は1分13秒、木戸がLヘニングを回転エビ固め、決勝の3本目は5分25秒、S小林がハンターを体固めで破り2−1で坂口&S小林&木戸組に軍配が上がっています。
第25戦、11月29日、大分県営体育館(観衆2,000人発表)大会。メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビがパターソン&ハンター組と対戦。1本目は16分38秒、坂口がハンターを体固め、2本目は2分3秒、猪木がハンターを弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップ勝ちを奪い、猪木&坂口組が2−0のストレート勝ち。
S小林はセミファイナルに出場、Lヘニングとシングルマッチ45分1本勝負で対戦し、12分13秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めました。
第26戦、11月30日、北九州市小倉区三萩野体育館(観衆3,000人満員発表)大会。メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビが2日連続結成され、北米タッグ王座挑戦を控えるパターソン&Lヘニング組と対戦。
1本目は16分12秒、坂口がLヘニングに反則勝ち、2本目は3分14秒、猪木がアバラ折り(コブラツイスト)でLヘニングをギブアップさせ、2−0で反則含みながら猪木&坂口組がストレート勝ちしています。
新日本プロレスの北米タッグ王者である坂口&S小林組がよりも猪木&坂口組が上位概念に来るのはやむを得ないのはわかりますが、25日のテレビ収録の坂口&S小林組vsパターソン&Lヘニング組のタイトルマッチ前哨戦では、王者組が2フォール奪われて負けている訳で、その後ノーテレビの地方大会で猪木&坂口組がストレート勝ちしてしまうというのはどうかなぁ…と思います。
せめて1本目両リン、2本目日本組反則勝ちか、1本目○パターソン●坂口、2本目○坂口●Lヘニング、3本目日本組反則勝ち位で、タイトルマッチの商品価値を落として欲しくはなかったですね。
S小林はセミファイナルでコロフとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、12分34秒、コロフのカナディアン・バックブリーカーの前にギブアップ負けを喫しています。
ルスカは小沢を6分42秒、体固めで撃破しています。
第27戦、12月1日、山口県岩国市体育館(観衆2,300人発表)大会。この日のメインイベントでは11月25日、鹿児島大会に次いで坂口&S小林組vsパターソン&Lヘニング組の北米タッグ選手権試合が組まれました。
1本目は14分15秒、坂口がLヘニングに反則勝ち、2本目は5分53秒、パターソンが坂口を足4の字固め、決勝の3本目は3分57秒、坂口とパターソンが両者リングアウトとなり1−1の引き分けとなっていますが、この試合では王者組は一本勝ちがありません。
猪木はセミファイナルでハンターとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、6分4秒、弓矢固めでギブアップ勝ちして徐々にコンディションを上げていき、ルスカは木村たかし(聖裔、健吾)を5分52秒、体固めで破り、コロフは木戸を6分51秒、カナディアン・バックブリーカーで破っています。
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