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2022年03月25日05:50

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ストロング小林さん追悼(78)

73年国際プロレス「ビッグ・サマー・シリーズ」第3戦、6月20日、埼玉県秩父市民体育館(テレビ収録、観衆4,500人超満員発表)大会。

メインイベントでは6月29日、愛知県半田市民ホールでIWA世界ヘビー級王座を賭けて対戦するストロング小林とディック・マードックがシングルマッチノンタイトル60分3本勝負で前哨戦を行いました。

1本目は12分32秒、小林が逆エビ固め、2本目は3分15秒、マードックがアバラ折り(コブラツイスト)、決勝の3本目は3分14秒、両者リングアウトとなり1−1の引き分けとなりました。

セミファイナルはマイティ井上&アニマル浜口組がダスティ・ローデス&バディ・ウォルフ組と45分3本勝負で対戦、1本目は12分29秒、ウォルフが浜口を体固め、2本目は4分31秒、浜口がウォルフを体固め、決勝の3本目は45分時間切れとなり、セミも1−1の引き分けに終わっています。

グレート草津はリック・フレアーを14分31秒、エビ固めで破り、前日の笠間大会で小林に挑戦を表明したラッシャー木村はスカンドル・アクバとシングルマッチで対戦し、11分35秒、体固めで勝利を飾りました。重鎮2人はアンダーカードで手堅く勝ち星を挙げています。寺西勇と松本勝三のシングルマッチは20分時間切れ引き分け。

6月21日、国際プロレスの吉原功社長が記者会見を行い、「6月29日、半田市民ホールで小林がマードックを破って防衛に成功した暁には、7月9日、大阪府立体育会館で木村が小林のIWA世界ヘビー級王座に挑戦する」と発表しました。

そうなると半田での小林vsマードックのIWA世界ヘビー級王座戦は、小林が防衛することを事前にバラしてしまっているようで、そこは「小林vsマードック戦終了時点でのIWA世界王者に木村が挑戦する」と発表すべきでした。このあたりは吉原社長の脇の甘いところです。まぁ「もし小林がマードックに負けたら、どうするのか?」などと無粋な質問をする記者は誰もいなかったとは思いますが。木村はあくまで「小林選手の世界選手権に挑戦」と言っており、ノンタイトルで対戦する意味は全くありません。

小林と木村のIWA世界戦が発表された21日、新潟県上越市厚生会館(観衆3,000人発表)で、小林はローデスと30分1本勝負で対戦、12分55秒、体固めで敗れてしまいました。さらに6月26日、秋田県大館市民体育館(観衆4,000人発表)では半田でタイトル戦を闘うマードックにも30分1本勝負で対戦、15分34秒、逆エビ固めでギブアップ負けを喫してしまい、テキサス・ジ・アウトローズに連敗、いきなり絶不調に。

小林が不調、ベルト移動の危機、というのを演出したがっていたマッチメイクでしょうが、やり方が下手。19日の笠間でのローデスとの防衛戦の後、木村が挑戦表明してきたのですから、翌20日の秩父のテレビマッチで組まれたマードック戦で「俺とタイトルマッチが先に組まれているクセに、何が日本人同士のタイトルマッチだ、ふざけるな!」とマードックが勝敗度外視でローデスを乱入させ、2人がかりで小林を襲って頭部を襲って額を割って大流血させるか、足に攻撃し負傷させる、など。

そこへ木村が小林を救出に入るが、小林はこれを拒絶…負傷欠場かと思わせて強行出場、その上でローデス、マードックではなく、格下のウォルフ、アクバあたりに負けるとか(この時点でグリーンボーイのフレアーに負けるという手もある)、そういうストーリーを展開していかないと、小林の「負け」が目立たないと思います。

妄想はとりあえず置いておいて、6月29日、半田市民ホール(観衆3,500人発表)大会は残念ながらノーテレビ。メインイベントは既に何度も書いている通り小林にマードックが挑戦するIWA世界ヘビー級選手権試合。

1本目は12分47秒、マードックがブレーンバスターから片エビ固め、2本目は8分2秒、小林の反則勝ち、決勝の3本目は4分19秒、小林が逆エビ固めで取り、2−1で小林が23度目の防衛を果たし、これで木村との初の日本人同門同士による世界タイトルマッチの実現が決定しました。

セミファイナルは木村&草津組がアクバ&ウォルフ組と45分3本勝負で対戦、1本目は14分34秒、木村がアクバを体固め、2本目は5分13秒、草津がウォルフを足4の字固めで破り、木村&草津組が2−0のストレート勝ち。翌30日、岐阜市民センターでのアウトローズとのIWA世界タッグ王座防衛戦に向けて好調な仕上がりぶりを見せています。

井上とフレアーのシングルマッチは10分41秒、片エビ固めで井上が勝利を収め、寺西と浜口のシングルマッチは30分時間切れ引き分け。

6月30日、岐阜市民センター(テレビ収録、観衆3,500人発表)大会、メインイベントでは新IWA世界タッグ王者チーム、木村&草津組初防衛戦。ローデス&マードック組のアウトローズが挑戦。同王座への挑戦者チームとしては直近ではディック・ザ・ブルーザー&クラッシャー・リソワスキー組の「ブル・クラ」、前王者チームイワン・コロフ&マッドドッグ・バション組と並ぶ強力なタッグチームです。

1本目は1分12秒、日本組の反則勝ち、2本目は9分50秒、マードックが木村を片エビ固め、決勝の3本目は4分20秒、木村がマードックを体固めに決めて2−1で木村&草津組が難敵アウトローズを降し初防衛に成功しました。

金網デスマッチで小林がアクバを20分15秒、カウントアウトで撃破、前日のタイトル防衛、木村戦正式決定で闘志に火がついたか。開幕戦の6月18日、市原大会では30分時間切れとなった浜口とウォルフのシングルマッチ再戦は17分26秒、浜口が体固め。

井上は前日に続いてフレアーとシングルマッチで対戦、13分1秒、片エビ固めで連勝、寺西と松本のシングルマッチは16分47秒、エビ固めで寺西が松本を丸め込んでフォール勝ちを収めています。

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