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2022年02月26日05:45

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ストロング小林さん追悼(51)

71年国際プロレス「ビッグ・チャレンジ・シリーズ」は10月25日、埼玉県深谷市民体育館(テレビ収録、観衆2,500人発表)で開幕。「妖獣」バロン・フォン・ラシクが初来日、ダニー・リンチ、ジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツのブロンド・ボンバーズ(ハリウッド・ブロンドス)、バジル・リッキー、ビクター・ロゼッターニ、ジョー・スカルペロ、ボブ・チャンバートの外国人選手が参加。リンチ以外は全て初来日。

開幕戦はラシク、スカルペロが飛行機トラブルにより参戦が間に合わず。メインイベントはストロング小林&ラッシャー木村組がリンチ&Bリッキー組と対戦。1本目は15分22秒、日本組の反則勝ち、2本目は10分20秒、リンチが小林を体固め、決勝の3本目は4分25秒、小林がリッキーを体固めに決めて2−1で小林&木村組の辛勝。

セミファイナルはサンダー杉山とロゼッターニのシングルマッチ45分3本勝負。1本目は8分2秒、杉山が体固め、2本目は4分10秒、ロゼッターニが体固め、決勝の3本目は7分35秒、杉山が逆エビ固めでギブアップを奪い2−1で杉山の勝利に終わりました。

ボンバーズの2人はそれぞれシングルマッチに出場、リーダーのJブラウンは寺西勇と対戦し13分59秒、反則負け、Bロバーツはアニマル浜口と対戦、13分10秒、足4の字固めでギブアップ勝ち。チャンバートはミスター珍を10分22秒、ジャーマン・スープレックスホールドで撃破しました。

第2戦、10月26日、岩手県千厩(せんまや)町体育館(観衆7,000人超満員発表)大会からラシク、スカルペロが参戦。メインイベントは小林とリンチの金網デスマッチ。「英国の流血王」リンチが小林を苦しめましたが、24分11秒小林のカウントアウト勝ち。

ラシクはセミファイナルに登場、Jブラウン&Bロバーツのブロンド・ボンバーズとトリオを結成、杉山&浜口&大剛鉄之介組と6人タッグマッチで対戦。1本目は16分33秒、ブラウンが杉山をラクダ固め(キャメルクラッチ)でギブアップさせて先制、2本目は7分37秒、杉山がブラウンを体固め、決勝の3本目は7分46秒、ラシクが得意の頭蓋骨掴み(ブレーンクロー)で大剛からギブアップを奪い、2−1でラシク&ブラウン&ロバーツ組のが完勝しています。

杉山はBリッキーを15分50秒、逆エビ固めで破り、この日が来日第1戦となるスカルペロは寺西に体固めでフォール勝ち。ロゼッターニとデビル紫のシングルマッチは12分32秒、ロゼッターニが体固め。チャンバートは黒潮太郎と15分時間切れ引き分けでした。

第3戦は10月27日、盛岡・岩手県営体育館(テレビ生中継、観衆5,000人満員発表)大会、この日はダブル・メインイベントで2大タイトルマッチが組まれました。

ダブルメイン第2試合は杉山&木村組にラシク&リンチ組が挑戦したIWA世界タッグ選手権試合。1本目は11分32秒、ラシクが木村を体固め、2本目は8分17秒、日本組の反則勝ち。決勝の3本目は3分42秒、両チームリングアウトとなり1−1の引き分けで杉山&木村組が初防衛に成功しましたが、王者組は1本もフォール、ギブアップ勝ちが奪えず、屈辱の初防衛となりました。

ダブルメイン第1試合はJブラウン&Bロバーツ組のブロンド・ボンバーズが保持しているAWA中西部USタッグ王座に小林&浜口組が挑戦。浜口の国内タイトル挑戦はこれが初。AWA中西部USタッグ王座というのも実在したかどうか怪しいタイトルですが、ボンバーズはAWA世界タッグ王座によく似たベルトを巻いて来ていましたがおそらくはAWA世界タッグ王座のレプリカでしょう。

1本目は19分42秒、ロバーツが小林を体固め、2本目は9分56秒、小林がロバーツを体固め、決勝の3本目は5分52秒、ブラウンが浜口を体固めに決めて2−1でボンバーズが王座防衛。小林とボンバーズは後に新日本プロレスでも北米タッグ王座を巡って激闘を展開することになる訳です。

大剛とBリッキーのシングルマッチは18分20秒に回転エビ固めで大剛のフォール勝ち、寺西とスカルペロのシングルマッチは17分14秒、体固めでスカルペロのフォール勝ち。黒潮vsロゼッターニのシングルマッチは12分32秒体固めでロゼッターニの勝利。チャンバートは珍を10分35秒、ジャーマン・スープレックスホールドで破っています。

11月1日、愛知県体育館(観衆4,000人発表)大会、メインイベントはIWA世界タッグ選手権試合、杉山&木村組にリンチ&Bリッキー組が挑戦。王者組が前回の盛岡でラシク&リンチ組にいいところなく引き分け防衛しているところから、何故ラシク&リンチ組との再戦にせず、一枚落ちるリッキーを挑戦者チームに入れたかは謎ですが、これが国際プロレスのマッチメイクなのでしょう。

1本目は16分33秒、木村がリッキーを逆エビ固め、2本目は4分32秒、リッキーが杉山を体固め、決勝の3本目は4分25秒、杉山がリンチを体固め、2−1で杉山&木村組が2度目の防衛に成功しています。

セミファイナルは11月12日、千葉県銚子市体育館でIWA世界ヘビー級王座を賭けて対戦する小林とラシクがノンタイトル45分3本勝負でシングルマッチ前哨戦で激突。1本目は15分25秒、ラシクが頭蓋骨掴み、2本目は3分47秒、小林が体固め、決勝の3本目は4分2秒、両者リングアウトとなり、1−1の引き分け。

大剛はロゼッターニとシングルマッチで対戦、16分45秒、片エビ固めで勝利。ブロンド・ボンバーズの2人はシングルマッチに登場、Bロバーツは寺西を17分8秒、足4の字固めで破り、Jブラウンは浜口を14分45秒ラクダ固めギブアップさせました。

紫とスカルペロのシングルマッチは15分42秒、体固めでスカルペロのフォール勝ち、チャンバートは珍を16分55秒、ジャーマン・スープレックスホールドで倒しています。

11月7日、新潟県見附市体育館(観衆4,000人発表)大会ではメインイベントで小林とリンチがシングルマッチ60分3本勝負で対戦しています。IWA世界ヘビー級タイトル戦にしても何ら不思議ではない両者の激突。

1本目は2分6秒、リンチが体固め、2本目は10分27秒、小林が逆エビ固め、決勝の3本目は3分55秒、小林が体固めで2本きっちり奪って小林が完勝しています。

セミファイナルは木村&寺西&大剛組とラシク&Jブラウン&Bロバーツ組が対戦した6人タッグマッチ。1本目はロバーツが木村を足4の字固めでギブアップさせて先制、2本目は9分30秒、木村がロバーツを体固め、決勝の3本目は14分37秒、ラシクが大剛から頭蓋骨掴みでギブアップを奪い、2−1でラシク&ブラウン&ロバーツ組の勝利。

杉山とBリッキーのシングルマッチは13分32秒、逆エビ固めで杉山のギブアップ勝ち、黒潮とチャンバートのシングルマッチは20分35秒、こちらも逆エビ固めで黒潮の勝利。浜口とロゼッターニのシングルマッチは20分時間切れ引き分け。珍vsスカルペロは9分25秒、回転エビ固めでスカルペロに凱歌が上がっています。

11月12日、銚子市体育館(テレビ収録、観衆3,500人満員発表)では小林にラシクが挑戦したIWA世界ヘビー級選手権試合がメインイベントで行われました。1本目は26分7秒、小林が体固めで先制、2本目は7分41秒、ラシクが頭蓋骨掴みで小林からギブアップを奪いました。決勝の3本目は6分49秒、両者リングアウトの引き分けとなり1−1で小林が5度目の防衛を果たしましたが、64年東京五輪アマレス米国代表(負傷の為試合には出場せず)の下地がある強敵ラシクには勝つことが出来ず…。

セミファイナルは杉山&浜口&大剛組vsJブラウン&Bロバーツ&チャンバート組の6人タッグマッチ45分3本勝負。1本目は14分55秒、ロバーツが浜口を体固め、2本目は1分34秒、浜口がブラウンに反則勝ち、決勝の3本目は8分13秒、杉山がチャンバートを体固め。2−1で杉山&浜口&大剛組の勝利に終わりました。

黒潮&珍組とロゼッターニ&スカルペロ組の45分3本勝負は2−1で黒潮&珍組に軍配が上がり、寺西とBリッキーのシングルマッチは10分50秒にアバラ折り(コブラツイスト)で寺西がギブアップ勝ちを収めました。
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