86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第13戦、12月5日、水前寺熊本市体育館(観衆3,100人発表)大会。
この日公式戦は2試合組まれました。メインイベントはジャパン対国際血盟軍、長州力&谷津嘉章組とラッシャー木村&鶴見五郎組が対戦。
前日の福岡国際センターで鶴田&天龍組の鶴龍コンビの反則暴走を誘発させて土をつけたR木村&鶴見組は反則でもリングアウトでもいいから長州&谷津組にも連日の番狂わせを狙いたいところです。
しかし、長州&谷津組はこれを見越したか、ハイスパートによるラッシュ攻撃で反撃の隙間を与えず。長州は鶴見へ、谷津との合体技、ツープラトンのハイジャック式パイルドライバーから間髪入れずロープに飛んでのリキラリアットを決め11分19秒、体固めで鶴見をフォール。
長州&谷津組は4戦3勝1敗、失点2の6点、R木村&鶴見組は連日の金星成らずで6戦1勝5敗、失点10の2点。
セミファイナルの公式戦はリック・マーテル&トム・ジンク組とキラー・カーン&テリー・ゴディ組の対戦。一見してどちらがベビーフェイスでどちらがヒールか直ぐにわかりやすいカードでした。
Kカーンが、マーテルを自軍のコーナーに逆さ吊りにしてゴディと攻撃を続け12分15秒、Kカーン&ゴディ組の反則負け。マーテル&ジンク組は5戦2勝3敗、失点6の4点、Kカーン&ゴディ組は上位チームの足を引っ張るのが目的で勝ちを狙いにいってないか、7戦3勝3敗1両リンの失点8の4点。
スタン・ハンセン&テッド・デビアス組は天龍&石川敬士組と対戦、8分29秒、ハンセンがウェスタン・ラリアットからの体固めで石川を豪快に倒しました。
左膝と腰の負傷で前日の福岡大会を欠場したテリー・ファンクがこの日も欠場、よってドリー・ファンク・ジュニアは鶴田&タイガーマスクと日米師弟トリオを結成し、ジャパンのアニマル浜口&寺西勇&仲野信市組と対戦。10分3秒、鶴田が必殺のバックドロップからの体固めで仲野を倒し、ドリー&鶴田&タイガーマスク組が完勝しています。
凱旋帰国3戦目となる川田利明はいきなり師匠馬場と2人だけの初タッグを結成、国際血盟軍&カルガリー・ハリケーンズ混成チーム、阿修羅・原&ヒロ斉藤組と対戦、11分49秒両チームリングアウトの引き分けとなりました。
第1〜5試合は全て全日本対ジャパンの軍団抗争、マイティ井上&渕正信組vs小林邦昭&保永昇男組は16分6秒両チームリングアウトの引き分け。サムソン冬木は栗栖正伸を12分23秒回転エビ固めで破り、ハル薗田は永源遙を8分33秒首固めに丸め込んでのフォール勝ち。
大熊元司はジャパンの若手笹崎伸司を6分9秒、ジャンピング・ヘッドバットからの体固めで力の差を見せつけ、前日の福岡大会で15分時間切れ引き分けに終わった小川良成と佐々木健介が第1試合で連日シングルでぶつかり、12分28秒、小川がジャックナイフ式エビ固めで健介を退けました。前日の福岡は健介の地元だっただけに、団体は違えど5か月先輩の小川が健介に花を持たせたのかも知れません。
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