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2021年04月26日22:20

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ジャンボ鶴田怪物伝説(736)

86年4月19日、ルイジアナ州ニューオリンズ・スーパードーム大会昼夜興行「ジム・クロケット・シニア・メモリアルカップ・レスリングトーナメント」(観衆13,000人発表)夜の部では2回戦から決勝戦までが行われています。

タッグトーナメント2回戦(試合は全て20分1本勝負)、第1試合は1回戦シードのボビー・イートン&デニス・コンドリー組のミッドナイト・エキスプレスvs1回戦勝利のネルソン・ロイヤル&サム・ヒューストン組はロイヤルがイートンにコブラツイストを仕掛けていきましたが、自軍コーナー近くでイートンはコブラツイストを掛けられながらコンドリーにタッチ、タッチが成立してもロイヤルはコブラツイストを離さず。

コンドリーがコーナーポスト最冗談からのダイビング・エルボーバットをロイヤルに決めて僅か1分12秒の速攻勝利でミッドナイト・エキスプレスの勝利。

タッグトーナメント2回戦第2試合、1回戦シードのマグナムTA&ロニー・ガービン組と1回戦勝利のバズ・ソイヤー&リック・スタイナー組。8分40秒、TAがRスタイナーをベリー・トゥー・ベリー・スープレックス(フロント・スープレックス)からの体固めで倒してフォール勝ち。Rスタイナーがブレイクするのはやはり90年に弟のスコットとスタイナー・ブラザーズを結成してWCWで活躍するようになってからでしょう。

タッグトーナメント2回戦第3試合、優勝候補の本命1回戦シードのアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが登場、1回戦勝利のワフー・マクダニエル&マーク・ヤングブラッド組と対戦し8分4秒、ホークがMヤングブラッドをセカンドロープからのフライング・ラリアットからの体固めで撃沈させてウォリアーズの完勝。

タッグトーナメント2回戦第4試合は1回戦シードのイワン&ニキタのザ・コロフズと1回戦勝利のジミー・バリアント&マニー・ヘルナンデス組。イワンがジミーにラリアットを仕掛けますがジミーはこれをかわしました。しかしこれはフェイントで、ジミーが上手くかわしたと思った瞬間、コーナーで待ち構えていたニキタがセカンドロープからのロシアン・シックル(ダイビング・ラリアット)、すかさずニキタがカバーに入り、8分18秒、ジミーを体固めに決めてコロフズに凱歌が上がっています。

タッグトーナメント2回戦第5試合は1回戦シードのリック・マーテル&ディノ・ブラボー組と1回戦勝利のスティーブ・ウイリアムス&テリー・テイラー組の予定でしたが、ブラボーが飛行機トラブルによりニューオリンズ入り出来ず、マーテル&ブラボー組が棄権、Sウイリアムス&Tテイラー組の不戦勝となりました。

ブラボーの欠場理由は飛行機トラブルですが、83年の新日本プロレス「IWGP」も北米代表に選ばれて来日し、開幕戦前のレセプションに出席していながら、「自宅に強盗が入った」との報が入り1試合も行わずに帰国、93年3月11日に射殺されるという悲痛な最期を遂げています。リアルマフィアであり、裏社会の住人だったブラボーだけに額面通り信用していいかどうかは?になります。

マーテル&ブラボー組は共にフレンチカナディアン、マーテルは84年、ブラボーは83年の新日本プロレスIWGP参戦をキャンセルしたという共通項があり実現していれば面白いタッグチームになっていたことでしょう。

タッグトーナメント2回戦第6試合、1回戦シードのリック・モートン&ロバート・ギブソン組のザ・ロックンロール・エキスプレスvsブッチ・ミラー&ルーク・ウイリアムス組のシープハーダーズの一戦はシープハーダーズのマネージャーがニュージーランドの国旗を持って乱入。

しかし、モートンが国旗を奪ってマネージャーを殴り飛ばし、8分40秒にロックンロール・エキスプレスの反則負けが取られました。何故乱入して来たマネージャーを殴って反則負けとなってしまったのか理解に苦しむ判定ではありますが、いい加減さやデタラメさもアメリカンプロレスの大きな魅力でもあります。
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