03年最初の大日本プロレス横浜文化体育館大会は3月30日、「HARDER THAN HARDCORE」最終戦(観衆4,000人満員発表)が開催されています。
メインイベントはCZWのザンディグが日本撤退を発表してから1年以上空位になっていたBJW認定デスマッチ・ヘビー級王座決定戦、シャドウWXvs金村キンタロー(WEW)による蛍光灯&ガラスデスマッチ。11日前にボスであった冬木弘道が亡くなり、心の支えを失った金村が気力を振り絞り12分40秒、ヒューマントーチからの体固めでWXを破り王座戴冠を果たしました。
セミファイナルはダブル・メインイベントの第1試合として行われました。こちらも前02年11月に前王者、MEN'Sテイオーが山川&スキンヘッダーズ連合の襲撃に遭い、負傷により返上され、空位になっていたBJW認定ヘビー級王座決定戦、テイオーと関本大介によるメンズクラブ対決。体力的にはテイオーを凌駕する充実ぶりを見せていた関本でしたが試合運びの巧さではテイオーの方が上。葛西純曰く「関本大介の『穴』という『穴』を知り尽くしている」テイオーが23分9秒というロングマッチの末、ランニングエルボーからの体固めで関本を降し王座返り咲き。
メンズクラブ、伊東竜二&下田大作試練の七番勝負第4戦、WEWハードコア・タッグ王者チーム、大黒坊弁慶&アブドーラ小林組に挑戦した一戦は18分34秒、伊東がイスの上ヘのダイビング・ボディプレスで先輩小林をフォール。王座獲得を果たしています。ダイビング・ボディプレスは後のドラゴン・スプラッシュ。ハードコア形式の試合に打ち勝ったことで「デスマッチ・ドラゴン」がいよいよ覚醒か…。
暗闇蛍光灯デスマッチ、山川竜司&gosaku(WEW)組とBADBOY非道&マッドマン・ポンド組は10分37秒、フェイスバスターから非道がgosakuを体固め。かつてのFMWの先輩後輩同士でフォール決着がつきました。
谷口裕一&井上勝正組vs黒田哲広&リッキー・フジ組のタッグマッチはやはり元FMW軍が体力とキャリアで大日本プロレス勢を圧倒。14分48秒、黒田がラリアットからの片エビ固めで井上を降しました。
NEO女子プロレス提供試合として宮崎有妃と松尾永遠のシングルマッチが組まれました。JWPでデビューしJd'、NEOと渡り歩いた宮崎とJd'でデビューしたものの、一旦怪我で戦列を離れた後退団、Jd'に移籍した松尾の対戦は11分55秒、ムーンサルト・プレスからの体固めでキャリアと体格で優る宮崎の完勝。
第1試合は松崎番長と前02年3月16日、茨城・大洗運動公園体育館での松崎戦でデビューした上条裕二のシングルマッチが組まれ9分47秒、逆エビ固めで松崎がギブアップ勝ちしています。上条は負傷欠場から復帰していましたが、結局この年に大日本プロレスを退団し、現在は故郷の福岡に住みながら地元ローカルインディー団体に時折出場しているようです。
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