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2020年09月05日22:24

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ジャンボ鶴田怪物伝説(721)

「エキサイティング・ウォーズ86」第16戦、3月13日、日本武道館(テレビ収録、観衆12,500人満員発表)大会。全日本プロレスとジャパンプロレスの団体の威信を賭けた6対6のシングルマッチによる全面対抗戦とあって、前85年12月12日、「世界最強タッグ決定リーグ戦」最終戦の10,600人を上回る発表で満員にしてみせました。

事実上、全日本プロレスと新日本プロレスの対抗戦のようなもので観客の大きな注目を集めたと思います。対抗戦らしいピリピリとした緊張感が満員の日本武道館に走りました。

注目の対抗戦6試合ですが、今回はメインイベントからではなく、対抗戦第1試合から振り返ってみることに致しましょう。

対抗戦第1試合は全日本、サムソン冬木とジャパン、栗栖正伸の一戦。前85年12月にメキシコ、プエルトリコ遠征から凱旋帰国した冬木ですが1月28日に東京体育館で予定されていたタイガーマスクとのシングルマッチを肋骨骨折によりキャンセルしているだけに、ここは先鋒として結果を出しておきたいところ。

栗栖は冬木をロープに飛ばしてのショルダースルー狙い、そこを見ていた冬木は上体を屈めている栗栖の首筋にエルボーバット、バックに廻りジャーマン・スープレックスホールド。8分20秒、カウント3が入り冬木がフォール勝ち。全日本が1勝をあげました。ジャパンは1敗。

対抗戦第2試合は全日本、石川敬士とジャパン、小林邦昭の対戦。84年12月12日、横浜文化体育館で長州力率いるジャパンプロレス勢が全日本プロレスに初参戦した時、グレート小鹿&大熊元司組の極道コンビとタッグを組み、長州&谷津嘉章&アニマル浜口組を迎撃。

以来、対ジャパンの切り込み隊長として天龍と共に果敢に立ち向かい高評価を受けている石川とジャパンのジュニアの重鎮ながら、全日本プロレス参戦後はNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座をタイガーマスクに奪われ、新日本プロレスの虎ハンター時代程の活躍が出来ていない小林。初代タイガーマスクほどの思い入れはやはり2代目にはないのでしょう。

小林がバックに廻ってジャーマン狙い、ロープを両腕で掴んで堪える石川、バックを取り返しましたが小林が場外に逃げて脱出した為、両者もつれて場外へ転落。先にリングに戻った小林はエプロンに上がってきた石川にロープ越しのブレーンバスター狙い、腰を落として堪えた石川がエプロンから逆にブレーンバスターでお返し。

小林の身体はリング内から引っこ抜かれて場外へ、石川も自分の身体を支え切れず両者同体で場外転落。10分2秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。全日本は1勝1分、ジャパンは1敗1分。

対抗戦第3試合、全日本、マイティ井上vsジャパン、キラー・カーンの対戦。M井上は175cm、105kg、Kカーンは195cm、体重140kg。身長で20cm、体重で35kg差。

速攻勝負とばかり先制攻撃を仕掛けたのはM井上、得意のフライング・ショルダータックル、さらにもう一発いこうとしたところ、Kカーンがクロスチョップで迎撃してはたき落として、コーナーポスト最終戦からの「アルバトロス殺法」ダイビング・ダブルニードロップ。4分35秒、片エビ固めでKカーンがベテランM井上を破りジャパンが初勝利。1勝1敗1分の五分となりました。
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