「エキサイティング・ウォーズ86」後半戦となる第11戦は3月7日、静岡・浜北市(現在の浜松市浜北区)体育館(観衆2,600人満員発表)大会。
メインイベントは馬場&天龍&大熊元司組とハーリー・レイス&テリー・ゴディ&ザ・グレート・カブキ組が対戦。共闘戦線を敷いていたゴディ&カブキにレイスが合体、カブキが外国人ではないので外国人最強トリオとは言い難いですがかなり強力なトリオ結成となりました。
3日後の3月10日に仙台・宮城県スポーツセンターで鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦するゴディが10分29秒、ラリアットからの体固めで大熊をフォールし、レイス&ゴディ&カブキ組の完勝に終わっています。
セミファイナルは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田&タイガーマスク&石川敬士組と長州力&アニマル浜口&寺西勇組が激突。3月13日、日本武道館で長州との初のシングルマッチが決定したタイガーマスクが暴走、長州を自軍コーナーに逆さ吊りにして攻撃を加え、静止に入ったレフェリーを突き飛ばして16分5秒、タイガーマスクが長州に珍しい反則負けを喫しています。
なお、この試合で鶴田の強烈なキチンシンクを喰らった寺西は肋骨にヒビが入り翌日から欠場。日本武道館で予定されていた馬場との7対7シングルマッチ全面対抗戦は中止され、馬場とシングルで闘える選手はジャパンの残り選手にはおらず、代替カードは組まれずで6対6のシングルマッチに変更されました。個人的には永源遙が出れば面白いとは思いましたが…。
セミ前に組まれたキラー・カーン&谷津嘉章組とタイガー・ジェット・シン&ワンマン・ギャング組の一戦は7分50秒に両チームリングアウトの引き分け。
全日本対国際血盟軍、サムソン冬木&渕正信組vsラッシャー木村&阿修羅・原組は13分7秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックから渕を体固めに降しています。シリーズ途中で剛竜馬、アポロ菅原、高杉正彦のメンバーを解雇され、日本武道館大会という大場所でもマッチメイクの主軸から完全に外されてしまった国際血盟軍は何としても存在感を残し、サバイバルしたいところです。
クラッシャー・ブラックウェルはグレート小鹿とシングルマッチで対戦、2分10秒、フライング・ボディプレスからの体固めで小鹿を圧殺しています。同じ極道コンビでも大熊は強豪外国人、ジャパン勢を相手にはメイン、セミでいい仕事をしていたのに対し、小鹿は冷遇されていました。
全日本対ジャパン、マイティ井上&ハル薗田組vs小林邦昭&保永昇男組は11分7秒に小林が薗田にリングアウト勝ち。
ジャパン対国際血盟軍、永源と鶴見五郎の異色のシングルマッチは6分45秒,バックに回られた鶴見がレフェリーの死角を突いての急所打ちから体固めでフォール勝ち。
全日本同士のロッキー羽田と百田光雄のシングルマッチは9分46秒、長身を利したブレーンバスターから羽田が体固めで勝利。
第1試合はジャパン同士の若手対決、仲野信市と笹崎伸司のシングルマッチ、8分49秒、ジャーマン・スープレックスホールドで仲野が笹崎をフォールし先輩の意地を見せました。
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