「エキサイティング・ウォーズ86」開幕戦、2月22日、戸田市スポーツセンター大会はテレビ生中継とあって午後6時試合開始。1月25日、高崎市中央体育館以来4週ぶりの生中継となりました。
メインイベントは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田が対抗戦切り込み隊長の石川敬士をパートナーに新インターナショナル・タッグ王者チームの長州力&谷津嘉章組と対戦。石川が谷津を相撲タックルで場外に吹っ飛ばしてから4人による場外乱闘に。リングに戻った谷津はコーナーポストからの攻撃を狙いましたが、石川がすかさずセカンドロープに登っていき、雪崩式ブレーンバスター。
しかし、石川が起き上がったところに長州がロープに飛んでのリキラリアット一閃、6分44秒、長州が石川を体固めに決めて長州&谷津組がベルト戴冠後初勝利。長州はノータッチで入って来ましたが、レフェリーは気が付かず、判定が覆ることはありませんでした。
テリー・ゴディは飛行機トラブルの為開幕戦に間に合わず。
セミファイナルは天龍とワンマン・ギャングのシングルマッチ。2月5日、札幌中島体育センターで谷津のジャーマン・スープレックスホールドの前にフォール負けを喫し、鶴田とのコンビで1年5か月保持していたインターナショナル・タッグ王座から転落。ケジメをつけるべくUNヘビー級王座も返上し、無冠となって心機一転、再スタートを切った天龍。ギャングのパワーに苦戦しながらも、ギャングがボディスラムにきたところを首固めに丸め込んで6分15秒、フォール勝ちを収めています。
セミ前に組まれたのは全日本対国際血盟軍、タイガーマスク&マイティ井上組とザ・グレート・カブキ&阿修羅・原組の一戦。1月28日、東京体育館で初のシングルマッチを行い、ノーコンテストに終ったタイガーマスクとカブキ。3月4日の大阪城ホールで再戦が決まっており、遺恨もヒートアップ。
勝負を決めたのは原でした。M井上の後方回転エビ固めをロープを掴んで離さず、自爆したM井上にヒットマン・ラリアットを叩き込み、12分56秒、原が体固めでM井上をフォール。国際プロレスではIWA世界タッグ王座を、全日本プロレスではアジア・タッグ王座を共に保持していた先輩を破っています。
放送開始直後の試合、キラー・カーン&寺西勇組とハーリー・レイス&クラッシャー・ブラックウェル組は5分41秒、レフェリーに暴行を加えたKカーンの反則負け。
今回はメインイベント終了まで4試合、全試合終了まで入りましたが、セミ、メインがいずれも6分台でケリが付き、呆気なさを感じました。やはり午後7時台からの生中継に4試合詰め込むのは無理があったかと思います。1月25日の高崎大会の生中継のように試合順を入れ換えるやり方がベストかと…。
その他、テレビ中継に入らなかった試合では、馬場&大熊元司組とタイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村組は3分41秒、シンが大熊をコブラクローでフォール。
ジャパン対国際血盟軍、アニマル浜口&小林邦昭&栗栖正伸組vs鶴見五郎&剛竜馬&アポロ菅原組は11分21秒、浜口が菅原をブロックバスター(サモアン・スープレックス)から体固めで破りジャパン軍団に凱歌が上がっています。
台湾遠征で復帰したサムソン冬木は国際血盟軍の高杉正彦とシングルマッチで対戦、6分28秒、スピンキックからの片エビ固めで勝利。国際プロレス時代、全日本プロレスに移籍してからのウルトラセブン時代とは番付が入れ替わりました。
全日本対ジャパン、ロッキー羽田&渕正信組と保永昇男&仲野信市組は11分11秒、渕がバックドロップから仲野を体固めに降しました。同じく全日本対ジャパン、ハル薗田と笹崎伸司のシングルマッチは5分52秒、フィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で薗田が若手笹崎を寄せ付けず。
第1試合は全日本同士の百田光雄と小川良成のシングルマッチで6分26秒、逆さ押さえ込みで光雄が若手の小川を退けています。
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