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2020年08月08日22:45

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ジャンボ鶴田怪物伝説(693)

「ニューイヤー・ウォーズ SUPER BATTLE86」参加外国人選手のプロフィールです。  

序盤戦、1月1日、後楽園ホール〜1月7日、高知県民体育館まで特別参加の初来日、ニキタ・コロフ&クラッシャー・クルスチェフ組のザ・ロシアンズ(ラシアンズ表記の文献もあり)。両者共に過去に違うリングネームで来日経験がある、というのは全くなく、正真正銘の初来日となりました。

ニキタ(スコット・シンプソン)は59年ミネソタ州ミネアポリス出身の26歳。地元の友人であるアニマル・ウォリアーの薦めもあり83年にプロレス入り。アニマルのコーチであったエディ・シャーキーのコーチを受けNWAジョージアでデビュー。

84年7月にNWAジョージアがWWFに買収された後はアニマルの口利きでノースカロライナのクロケット・プロに転戦。10月に髪の毛をスキンヘッドにして髭を生やしたロシアン・ギミックに変身しニキタ・コロフに変身、イワン・コロフの甥っ子と称してロシアンズを結成しました。

前85年3月には新メンバーのクルスチェフが加入、ロシアンズとしてミッドアトランティック地区認定のNWA世界タッグ王座を獲得。リング上では敵対関係にあったアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズ、ロバート・ギブソン&リック・モートンのロックンロール・エキスプレスらと抗争を展開してます。

クルスチェフ(バリー・ダーソウ、後のスマッシュ・デモリッション、リーポマン)もニキタと同じ59年ミネソタ州ミネアポリス出身の26歳。シャーキーにスカウトされ、コーチを受けています。業界入りはニキタよりも古く、81年にカナダ・カルガリーでクラッシャー・ダーソウのリングネームでデビュー。デビューしてすぐにカルガリーのプロモーター、スチュ・ハートの指示でハワイマットで活躍。83年にはオクラホマ・ルイジアナ地区のMSWAへ転戦後、フロリダ地区へと移り、ここでロシアン・ギミックのクラッシャー・クルスチェフに変身。

ニコリ・ボルコフのパートナーとして活躍してしましたが85年にクロケット・プロへ。イワン&ニキタ・コロフのロシアンズの第3の男としてユニットの一員となり活躍。

ロシアンズはクロケット・プロでも売れっ子のヒールであり、スケジュールを押さえるのも大変。序盤1週間のみの特別参加となりました。アメリカではクルスチェフの加入でベテランのイワンがプレーイング・マネージャーにポジションを下げていましたが、イワンの全日本プロレス初登場はこの時は実現していません。(これより4年後の90年1月に全日本に初参戦)

ロシアンズは今回の来日ではタイトルへの挑戦はありませんが、前85年、ウォリアーズが初来日し、強烈なインパクトを与えているところから同じミッドアトランティック地区のトップクラスのタッグチームとして負けられないところです。

1月2日、後楽園ホール〜最終戦の2月5日、札幌中島体育センターまで参加のミル・マスカラスは前85年10月の「ワールド・チャンピオン・カーニバル」以来2シリーズぶり、約2か月半ぶりの来日。

前回はタッグながらタイガーマスクとの初対決が実現、今シリーズでは来日第1戦となる1月2日、後楽園ホールでタイガーマスクと夢のシングル初対決が実現。初代タイガーマスクとは対戦する機会が(この時点では)なかっただけにまさに初夢マッチと言えそうです。

また、前回は中堅選手とのシングルマッチが中心に組まれ、メインカードからはあぶれた感があり、期待された長州力とのタッグ対決(85年10月21日、両国国技館、長州&谷津嘉章組vsマスカラス&アート・クルーズ組)も不完全燃焼に終わりました。

ジャパン勢とのトップの対戦は少なかったですが、今回は1月28日、東京体育館で「虎ハンター」小林邦昭の挑戦を受けてIWA世界ヘビー級王座の防衛戦が発表されています。マスカラスの「永久保持ベルト」となったIWA世界ヘビー級王座ですが、日本では82年2月4日、同じ東京体育館での天龍戦以来3年ぶりの防衛戦となりました。
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