85年「世界最強タッグ決定リーグ戦」開幕戦、11月23日、後楽園ホール大会はテレビ生中継、私はこの興行は観に行きました。生中継とあって試合開始は通常より30分早い午後6時。
10月19日のゴールデンタイム復帰記念大会に続く同所からの生中継、日本テレビも年末の看板シリーズとあってか、11月30日、横浜文化体育館、12月7日、山形県体育館と3週連続の生中継を敢行。中継チームも力が入っています。
メインイベントは公式戦、鶴田&天龍組とニック・ボックウィンクル&カート・へニング組の対戦。カートはこの中に入ると身体のサイズが一回り小さく、鶴龍コンビはカートに狙いを定めていきます。
鶴田が天龍にタッチをしてから、カートをボディスラムの要領で担ぎ上げて天龍に空中でカートの身体を逆さまの仰向け状態で渡し、天龍はスタンプホールドのような体勢からパワーボム。14分38秒、エビ固めで天龍がカートをフォールしてカウント3。鶴龍コンビが初日危なげなく白星発進で2点を獲得。ニック&カート組は0点。
セミファイナルは注目の外国人同士の大一番、スタン・ハンセン&テッド・デビアス組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組が激突。入場と同時に両チームがぶつかり合う激しい攻防となりましたが、ハンセンがスミスにウェスタン・ラリアット、ダメージの残るスミスをデビアスがカウンターのパワースラム。5分31秒、片エビ固めでデビアスがスミスを降し、ハンセン&デビアス組も2点でスタート。キッド&スミス組は0点。
セミ前に組まれたのはジャパン代表の長州力&谷津嘉章組と国際血盟軍代表のラッシャー木村&阿修羅・原組の公式戦。両チームは原が国際血盟軍入りしてすぐの10月8日、徳島市立体育館で対戦し両チームリングアウトに終わっています。
長州が原にサソリ固め。これをR木村がカットに入りました。これに怒った谷津も入ってきてR木村にドロップキックを見舞い、場外へ落としました。しかし、場外から戻って来たR木村は手にしたイスで長州、谷津を攻撃、原もイスを持って2人がかりでジャパン軍を攻撃、10分47秒、R木村&原組の反則負けとなりました。長州&谷津組が2点を獲得。R木村&原組は0点ですが、リーグ戦を掻き回しそうな予感がしました。
公式戦以外の試合は、馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組は国際血盟軍の鶴見五郎&剛竜馬組と対戦、5分9秒、ドリーがテキサス・クローバーホールドで剛をギブアップさせて快勝。
ハーリー・レイス&ジェシー・バー組は石川敬士&渕正信組と対戦。私の記憶ではこの時、レイスの入場テーマ曲は「ギャラクシー・エキスプレス」ではなく、「ツァラトゥストラはかく語りき」が使われていたと認識していますが中継に入ってない試合なので確認出来ておりません。5分12秒、レイスがこの時期多用していたフライング・ラリアットからの体固めで渕を破っています。
全日本対ジャパン、タイガーマスク&マイティ井上組vs小林邦昭&寺西勇組は8分56秒に両チームリングアウトの引き分け。
全日本対国際血盟軍、大熊元司とアポロ菅原のシングルマッチは1分23秒と言う速攻で大熊がジャンピング・ヘッドバットからのエビ固めで勝利。このあたりは午後7時からの生中継に公式戦3試合を入れようというのが見え見えでしたが、普段全日本プロレスの前座から中堅どころの試合はスピード感、キビキビ感に欠けており、たまにはいいかな、という感じでした。短時間勝利の大熊は勝利のグリコポーズで大喜び。
第2、3試合は全日本対ジャパン、ハル薗田と新倉史裕のシングルマッチは8分2秒、薗田がスクールボーイ(横入り式エビ固め)で新倉を撃破。百田光雄と保永昇男の対戦は6分14秒、保永が回転エビ固めでベテラン光雄を丸め込んでいます。
第1試合はジャパンの若手同士の対戦でした仲野信市が笹崎伸司を7分30秒、逆エビ固めでギブアップさせました。
この日はアンダーカードから試合の展開が早く、全10試合組まれましたが生中継は公式戦3試合全て試合終了まで入っております。
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