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2020年04月20日21:51

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ジャンボ鶴田怪物伝説(583)

85年ジャパンプロレス、大阪城ホール大会メインイベント以外の詳報です。

セミファイナルはキラー・カーンvs鶴田の初シングルマッチ。この試合前に81年5月に全日本プロレスを離脱して新日本プロレスに参戦していたタイガー戸口が来場して、リングに上がり、マイクでこの試合の勝者に対戦表明をアピールしています。

戸口は新日本プロレス移籍後は正規軍で闘っていた他、同じアメリカを拠点としていたKカーンとタッグを組み、81〜83年の第2〜第4回の「MSGタッグ・リーグ戦」に3年連続エントリーし82年の第3回大会は準優勝。

83年にKカーンがマサ齋藤、長州力の革命軍と行動を共にすると反体制派に加わり、その流れで維新軍に参戦していましたがベースがアメリカン・プロレスの為、Kカーン同様、というより全日本プロレススタイルであり、さらに維新軍とは試合のテンポが噛み合わず、本領発揮出来ずにいました。

84年の選手大量離脱の時は手薄になった正規軍に再度加わりましたが、暮れの「第5回MSGタッグ・リーグ戦」ではケリー・ブラウンと組まされるなど扱いは悪く、85年1月の「新春黄金シリーズ」に参戦した後は新日本プロレスには上がっていませんでした。

戸口はジャパンプロレスの大塚直樹社長と合い、ジャパンプロレスへの参戦を打診、ジャパンプロレス側も戸口を戦力として迎え入れたい意向はありましたが、馬場が戸口をジャパン所属であっても全日本プロレスのリングに参戦してくることに反対し、戸口のジャパン入団は見送り、単なるアピールのみに終わっています。

Kカーンはジャパンの中ではいち早く馬場、鶴田、天龍の全日本プロレストップ3とシングルで対戦となり、試合はスケールの大きなぶつかり合いになりました。鶴田がKカーンにコブラツイスト、Kカーンも身体を入れ換えて切り返し、両者ロープ際でもつれて場外へ転落。

Kカーンはリングサイドにあったイスを持ち出して鶴田をメッタ打ちにし、15分25秒、Kカーンの反則負けとなっています。鶴田は手痛い勝利となりました。

セミ前は全日本対国際血盟軍、馬場&天龍組がラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦、11分4秒、天龍がパワーボムからのエビ固めで鶴見をフォールし馬場&天龍組の完勝。

ジャパン対全日本、M齋藤&谷津嘉章&アニマル浜口組vs石川敬士&グレート小鹿&大熊元司組は10分32秒、浜口が大熊をスクールボーイ気味のエビ固めに丸め込んでジャパン軍の勝利に終わっています。

タイガーマスク&マイティ井上&渕正伸組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス&カナディアン・ルイス組の一戦、外国人側のキッド・ファミリーは初めて日本でトリオを結成、11分24秒、キッドが渕をダイビング・ヘッドバットからの体固めで降しました。

ジャパン対全日本、小林邦昭に川田利明が挑んだシングルマッチは9分19秒、小林がフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で川田をフォール。同じくジャパン対全日本、栗栖正伸&仲野信市組vs佐藤昭雄&ターザン後藤組は11分59秒、栗栖がドリルアホール・パイルドライバーからT後藤を体固めに決めています。

ジャパン対国際血盟軍、保永昇男&新倉史裕組と剛竜馬&アポロ菅原組は10分5秒、剛がバックドロップから新倉を体固め。全日本同士のマジック・ドラゴンと百田義浩のシングルマッチは9分31秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの片エビ固めでMドラゴンの勝利。

第1試合のジャパン対全日本、笹崎伸司vs百田光雄は7分48秒、回転エビ固めで光雄が手堅く勝ちを収めました。
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