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2020年01月21日22:19

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週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括(12)

第78戦 3月27日発売号●【予想】第9回チャンピオン・カーニバル開幕戦、今シリーズを最後に新日本へ移籍するアブドーラ・ザ・ブッチャーが新日本から出戻りのジャック・ブリスコと対戦。(81年全日本プロレス後楽園ホール)【正解】第4回IWAワールド・シリーズ開幕戦、モンスター・ロシモフvsドン・レオ・ジョナサン。(72年国際プロレス札幌中島スポーツセンター)【参考】2013年3月27日発売号は大木金太郎vs猪木インターナショナル選手権試合。(75年韓国・ソウル市奨忠体育館)

【解説】昭和の3月の終わりから4月の初めの時期は「春の祭典」がスタートする時期でプロレスファンも胸がワクワクする時期であります。

全日本プロレスの81年「第9回チャンピオン・カーニバル」はアブドーラ・ザ・ブッチャー、ブルーザー・ブロディ、ジャック・ブリスコ、キラー・ブルックス、ジ・アベンジャー、ウェイン・ファリスの外国人勢が参加。前年度準優勝であるディック・スレーターはエントリーされていましたが、来日前の2月にフロリダのフリーウェイで交通事故に遭い、むち打ち症となった為来日をキャンセル。

終盤1週間を「インター・チャンピオン・シリーズ」とし、カーニバルの上位7選手にドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクス、NWAからの勧告によりインターナショナル王座を返上した大木金太郎(結局は棄権)を加えた10選手による復活インターナショナル・ヘビー級王座決定トーナメントを開催することになっていました。

5月8日の川崎市体育館で新日本プロレスに移籍表明をするブッチャーはこれが結果的に全日本プロレス最後の(87年11月の復帰後は除外)シリーズとなる訳で、開幕戦の後楽園ホールでは79年4月に1度だけ新日本プロレスに参加し、今回全日本プロレスに出戻り参戦を果したブリスコと公式戦で対戦。

試合は2分44秒、両者リングアウトの無得点試合となりました。ブリスコが全日本プロレスに戻ったのは前80年秋にドリーがフロリダ地区のブッカーに復帰したからで(76年に一度フロリダのブッカーを務めている)、ドリーのブッカー再就任に伴い、親密関係にあった新日本プロレスとフロリダ地区の関係も薄まりました。ヒロ・マツダは依然として新日本プロレスと協力体制を敷いていましたが、フロリダで活躍していたバグジー・マグロー、ニコリ・ボルコフ等の新日本参戦経験者は全日本のリングに上がることになります。

国際プロレスの団体としての全盛期は71〜72年であると思われますが、72年の春の祭典「第4回IWAワールド・シリーズ」はAWAとの提携路線に乗り、空前とも言える豪華外国人選手が集結しています。

前年度優勝者のモンスター・ロシモフ、ドン・レオ・ジョナサン、ジョージ・ゴーディエンコ、バロン・フォン・ラシク、ホースト・ホフマン、レイ・ゴールデン・アポロン、イワン・バイテン、アリババ・マルスターニ、ティト・コパという、日本プロレスより豪華なメンバーを集めました。

この年はABCD4ブロック(Dは敗者復活枠)別総当たりリーグ戦で争われ、開幕戦の札幌では公式戦でロシモフとジョナサンが対戦、20分時間切れ引き分けとなりました。両者の対戦では20分は短過ぎたと思います。

※対戦成績は78戦17勝61敗
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