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2019年12月03日22:47

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猪木とビンス(606)最終章

「チャレンジ・スピリット85」に来日したマスクド・スーパースターはジャイアント・マシン同様、マシンマスクを被り、シリーズ第2戦の8月24日、神奈川県三浦警察署横広場特設リング(観衆1,840人)から、「スーパー・マシン」を名乗り、最強のマシン軍団が誕生しました。

この日のメインイベントではGマシン&スーパー・マシン&トニー・セントクレアー組がトリオを結成、猪木&坂口&木村健吾組と対戦、12分46秒、Gマシンが木村健を体固めで降しています。

8月30日、山形県総合スポーツセンター(テレビ生中継、観衆2,860人発表)ではGマシンとスーパー・マシンがテレビマッチで合体を果たし猪木&坂口組の黄金コンビと対戦、11分46秒、マネージャーであるショーグン・KYワカマツの乱入で猪木がGマシンから反則勝ちを収めましたが、東京スポーツによるとワカマツがレフェリーのミスター高橋に「催眠術」をかけた模様…。

セミファイナルでは藤波&木村健組のWWFインターナショナル・タッグ王座にハックソー・ヒギンズ&ケリー・ブラウン組が挑戦。王者組は一枚力の落ちるKブラウンに狙いを定め、13分15秒、藤波がKブラウンを体固めでフォールし3度目の王座防衛に成功。

スーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二の離脱で選手層がまたしても薄くなった新日本プロレスですが、ヤングライオンが確実に育って来ているのが何より強みでした。退団する選手も多ければ、新たに育って来る選手が途切れないのも新日本の伝統です。 

この日はセミ前に小杉俊二vs山田恵一のヤングライオン杯優勝決定戦(4月18日両国国技館)と同一のカードが組まれ、テレビ生中継されています。試合は13分54秒、小杉が前方回転エビ固めでフォール勝ちを収めました。越中詩郎はシバ・アフィを5分51秒、首固めで降していますが、まだテレビ朝日の画面で試合は放送されていませんでした。

また、84年デビュー組の中でも大型で頭一つ抜きん出た感のある武藤敬司がドン荒川と組んで上田馬之助&セントクレアー組と対戦、9分42秒、武藤が上田に反則勝ち。武藤と同期になる橋本真也はアノアロ・アティサノエに8分37秒、体固めで敗れ、力抜山はブラック・キャットを11分50秒、体固めで降しています。

9月6日、碧南市臨海体育館(テレビ生中継、観衆2,790人満員発表)大会。メインイベントでは猪木とGマシンがシングルマッチで一騎討ち。しかし、ワカマツに洗脳されたとされる「疑惑のレフェリー」、ミスター高橋の動きがおかしい。

猪木には厳しい反則チェック、Gマシンには甘い判定。業を煮やした猪木が高橋に掴みかかる。猪木が放った延髄斬りは誤って高橋の後頭部を直撃。高橋はダウン。そこへワカマツが入ってきてGマシンに加勢。Gマシンはラリアットで猪木をフォール。ワカマツがダウンしている高橋の身体を起こして手を掴み、そのままマットを3つ叩かせました。

11分48秒、体固めで猪木がフォール負け。新日本プロレス正規軍のセコンドは抗議しましたがワカマツに洗脳されている高橋が判定を覆すはずもなく猪木はタッグマッチではフォール負けは何回かありますが、シングルマッチでのフォール負け(1本負け、3本勝負での1本取られたのは除外)は75年3月13日、広島県立体育館でのタイガー・ジェット・シンとのNWF世界ヘビー級王座決定戦以来実に10年半ぶりの出来事でした。

セミファイナルは藤波とスーパー・マシンのシングル戦でこちらも15分41秒、フェンスアウトによる藤波の反則負け。

武藤がテレビ初登場、前週の山形大会と同一カードで荒川と組んで上田&セントクレアー組と対戦、7分10秒に武藤が上田に反則勝ち。

坂口&木村健組vsヒギンズ&Kブラウン組の試合は武藤の試合の前に行われ、8分24秒に木村健がKブラウンと両者リングアウト。越中はアフィを8分14秒、首固めに降しています。

星野勘太郎&小杉組vsアティサノエ&力抜山組は13分54秒、力抜山が小杉を片エビ固めでフォール。佐野直喜vs山田のヤングライオン同士のシングルマッチは13分15秒、山田が13分15秒、あすなろスープレックスホールド(変型ジャーマン)で佐野を撃破しました。
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