77年全日本プロレス「世界オープン・タッグ選手権」もいよいよ大詰め。
第12戦、12月14日、大阪府立体育会館(テレビ収録、観衆7,500人超満員発表)では優勝の行方を大きく左右する3大公式戦が組まれました。
先ず、4人が4人共に初対決となる大木金太郎&キム・ドク組vsラッシャー木村&グレート草津組の公式戦。大木とR木村のヘッドバット合戦、R木村とドクの真っ向からのぶつかり合いに期待が持てました。
両チーム入場時、次の試合に出場するビル・ロビンソンのテーマ曲、「ブルー・アイド・ソウル」が誤って流れてしまうハプニングはありましたが、まだテーマ曲文化がそれほど定着していない時代でしたので、事なきを得ました。
試合は期待していた程の内容ではなく、雑な内容の試合で僅か10分20秒、両チームリングアウトの無得点試合。R木村&草津組は4勝2敗2両リンの8点で公式戦を終了。優勝争いには絡むことが出来ず、上位陣から勝ち星をあげることは出来ませんでした。
大木&ドク組は4勝2敗1両リンの8点で翌12月15日、蔵前国技館での馬場&鶴田組の公式戦最終試合を残すのみとなりました。現インターナショナル・タッグ王者チームとしてはやや不甲斐ない成績です。
セミファイナルではアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組の地上最悪コンビvsヨーロッパ代表のビル・ロビンソン&ホースト・ホフマン組。ロビンソン&ホフマン組はヨーロッパの正統派同士の技工派チームとして期待されましたが、ホフマンの動きが今ひとつ。
試合は控えのブッチャーが試合権利のあるロビンソンを巧みに場外乱闘に誘導。シークがリングに生還して11分7秒、シークがロビンソンにリングアウト勝ち。ブッチャー&シーク組は6勝無敗1両リンの12点で残り試合1。優勝が見えて来ました。ロビンソン&ホフマン組は3勝4敗1時間切れ引き分けの7点でリーグ戦終了。負け越しです。
メインイベントの馬場&鶴田組vsドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組の2年9か月ぶりの対戦は45分時間切れ引き分けとなり、馬場&鶴田組は5勝1敗1時間切れ引き分けの11点テリー残り試合1。ファンクスは5勝無敗2時間切れ引き分けの12点で残り試合1となりました。
大阪大会終了時点で優勝の可能性があるのは馬場&鶴田組、ザ・ファンクス、ブッチャー&シーク組の3チームに絞られました。
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