84年世界最強タッグ決定リーグ戦もいよいよ大詰め。最終戦の前日、12月11日は大阪府立体育会館大会(テレビ収録、観衆9,000人超満員発表)。
メインイベントの公式戦は勝ったチームが優勝に大きく近づく鶴田&天龍組の鶴龍コンビvsハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル組の元NWA、AWA世界王者コンビの一戦。
試合は鶴田&天龍がレイス&ニック組のノラリクラリとしたペースに苦戦し攻めきれず、あっという間に30分時間切れ引き分け。
鶴田&天龍組は失点3の9点、レイス&ニック組も同じく失点3の9点となり、最終戦を迎えます。
セミファイナルに行われる予定だった馬場&ラッシャー木村組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組の公式戦はキッド&スミス組の不戦勝。キッド&スミス組は7点でリーグ戦終了もうち4点は不戦勝でした。
セミファイナルでは馬場が石川敬士と組んでスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組と対戦。ブロディが石川を場外へ投げ落とし、リングに1人残った馬場にハンセン&ブロディが2人がかりの合体式ハイジャック・パイルドライバー。4月25日、横浜文化体育館の悪夢再現を思わせる展開に。
完全にダウンした馬場をハンセンがエルボードロップ1発で難なくフォールし7分24秒、体固めでハンセンが馬場に勝利。前人未到の2連覇に向けて超獣コンビは絶好調。
ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスはR木村&鶴見五郎組の国際血盟軍と対戦、7分59秒、テリーが鶴見をローリング・クレイドルで破っています。
タイガーマスク&マジック・ドラゴン組vsピラタ・モルガン&エル・エヒプシオ組は11分18秒、タイガーマスクがモルガンをタイガースープレックス'84で撃破。
タイガー・ジェット・シンと大熊元司のシングルマッチは何と1分51秒、両者リングアウトとなり、私はこの結果に大いに衝撃を受けました。大熊を下に見た訳ではないですが、コブラクローでシンの楽勝と思っていただけに…。
マイク・ショーとの仲間割れによるリーグ戦途中棄権でやる気をなくしたか?または新日本プロレスでのアブドーラ・ザ・ブッチャーの冷遇に対する馬場の意趣返しかとも考えましたが翌85年移行のシンの扱いが悪くなるであろうとの予感がしました。リーグ戦でもないのにこの番狂わせはビックリでした。
キッド&スミス組はマイティ井上&渕正伸組と対戦。11分42秒、キッドが渕をダイビング・ヘッドバットから体固め、グレート小鹿&佐藤昭雄組vsワンマン・ギャング&マイク・ショー組は8分8秒に日本組の反則勝ち。
国際血盟軍の2人は前座試合に出場。剛竜馬は百田義浩を6分18秒、バックドロップからの体固めで降し、菅原伸義はターザン後藤を8分27秒、フェイスバスターからの体固めで破っています。
84年世界最強タッグ決定リーグ戦は最終戦の12月12日、横浜文化体育館大会を前に1位が失点2で10点のハンセン&ブロディ組、2位には失点3で9点の鶴田&天龍組、ザ・ファンクス、レイス&ニック組が同点で並びました。
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