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2019年03月04日22:30

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ジャンボ鶴田怪物伝説(450)

84年グランド・チャンピオン・カーニバルPART�饗茖祇錙�東京大会唯一のビッグマッチは5月22日、田園コロシアム大会(テレビ収録、観衆8,900人満員発表)。

この日から現NWA世界ヘビー級王者ケリー・フォン・エリック、前同王者リック・フレアーが特別参加。開幕戦から参加している元同王者ハーリー・レイスを加え74年1月のNWAチャンピオン・シリーズの現ジャンク・ブリスコ、前レイス、元ドリー・ファンク・ジュニア以来10年4か月ぶりの豪華絢爛「三役揃い踏み」が実現しました。

この日は火曜日であり、平日夜開催。この時期の田園コロシアムは夜はまだ寒く、私も生観戦していましたが観客の集中力が拡散していたような感じでした。大相撲夏場所中で蔵前国技館が使えず、東京体育館がおそらく取れなかったかと思いますが、興行のやり方としてはあまり芳しいとは言えません。

メインイベントで新NWA世界ヘビー級王者ケリーに一番手で挑むのは鶴田。83年4月の初来日、前4月の再来日の時はケリーの商品価値を落とさない為か、鶴田とのシングルマッチは組まれておらず。これがシングル初対決。もし鶴田がシリーズ開幕前にリック・マーテルに敗れAWA世界ヘビー級王座ベルトを落としていなければここで史上初のNWA、AWA両世界ヘビー級ダブルタイトルマッチが実現する可能性大だった訳です。

5月6日、テキサス州ダラス・テキサススタジアムで行われたデビッド・フォン・エリック追悼興行でフレアーを逆さ押さえ込みで破り、第65代王者となったケリーでしたが鶴田と比べるとやはり線が細く明らかに体力負けしているのが試合前からわかりました。

タイトルマッチはNWA世界ヘビー級選手権試合に関しては今シリーズは60分3本勝負。1本目は13分5秒、鶴田がバックドロップから体固め。2本目は6分37秒、ケリーが必殺の「虎の爪」タイガークローから体固め。決勝の3本目は7分36秒、鶴田がロープを利用してケリーを場外に落としました。場外でケリーはタイガークロー、鶴田はこれをバックドロップで投げましたがケリーはタイガークローを離さず。両者リングアウトの引き分けとなり、ケリーがタイトル防衛に成功しています。

正直、鶴田の方に余裕があり、ケリーはひ弱ささえ感じましたが、最後は意地と執念でベルトを死守した感じでした。

セミファイナルではレイスvsフレアーの特別試合(45分1本勝負)が組まれています。共に無冠同士。NWA世界ヘビー級のベルトを賭けて幾度も死闘を展開している両者でしたが、ノンタイトルということもあり両者ノビノビとした試合を展開。

時間切れ引き分けになるのでは?という大方の予想を覆し、17分45秒、足4の字固めに来たフレアーをレイスがキック、勢いでフレアーはコーナーに左肩を痛打しダウン。レイスはブレーンバスター(バーディカル・スープレックス)でフレアーを倒すと間髪入れずコーナーポスト最上段からのダイビング・ヘッドバット体固めでレイスがフォール勝ち。

まさに超一流同士のアメリカンプロレスのお手本のような試合でした。

セミ前は馬場が天龍と組んでタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組の凶悪コンビと対戦し8分11秒、両チームリングアウト。

プリンス・トンガはバズ・タイラーを12分32秒、トラースキックからの片エビ固めで一蹴し貫禄勝ちを収めました。阿修羅・原&マイティ井上&大仁田組vsジプシー・ジョー&ボビー・ヒーナン&鶴見五郎組の異色の6人タッグマッチは11分20秒、M井上がヒーナンを得意のサマーソルトドロップ2連発からの体固めで撃破しています。
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