古舘アナ「さあ、マネージャーのワカマツがアジテーションを展開する。レフェリー問題でかなりゴネております。ワカマツとアンドレ・ザ・ジャイアントがレフェリー問題でゴネております。これを眺めておりますアンドレ・ザ・ジャイアント、これも作戦のうちでありましょう、桜井さんっ」
桜井さん「はい」
古舘アナ「何かですねぇ、まあ、あの〜、ワカマツ一流のじらし戦法と言いますかね、何かそのへんもありますね、このレフェリー問題」
桜井さん「これは、まあ、あの〜、猪木、上田がねぇ、やはり冷静にねぇ、見ていなきゃいけませんねぇ」
古舘アナ「そうですね、まあ、敢えて対岸の火事を見るような気持ちでですね、ここは無責任にいった方がいいですね、試合前なんですから」
桜井さん「そうですねぇ、そういう感じじゃないですか?猪木はねぇ、本当にねぇ、対岸の火事を見ているようにねぇ、冷たい目で見てますねぇ」
コイントスによるレフェリーの抽選、立会人は野末陳平。
古舘アナ「さあ、どうだっ!コインによりまして、これは五分五分の運命でしたが、賭けにはミスター高橋が勝ったようであります。レフェリーが賭けに勝つというのも、ちょっとおかしな話でありますが、ここまで紛糾していたレフェリー問題は、結局ここで恨みっこなし、ということで、メインレフェリー、新日サイドのオフィシャルレフェリー、ミスター高橋が裁くことになった訳であります。
ここで容赦なく、外人サイドが推し薦めるレフェリーは引き下がらざるを得ない訳であります。さあ、ようやく試合ということになりました。時間無制限1本勝負で行われます、アントニオ猪木、上田馬之助組vsアンドレ・ザ・ジャイアント、若松市政組、果たしてどちらに凱歌が上がるか、アンドレ・ザ・ジャイアント、小山のようにそびえ立っております。
まだ、恨めしげにそのコインの裏表を見ている訳でありますが、これは種も仕掛けもありません、恨みっこなしであります。ちょっと往生際が悪い、アンドレ・ザ・ジャイアント、不敵な面構え、ちょっとふくれっ面をしております。これだけ大きな顔で、ふくれっ面をされたらたまったものではありません。
さあ、依然としてメガホンを持っております若松市政が、今夜はレスラーとしてリングに上がった訳で、この小うるさいこの拡声器、自分の実力を拡声して見せる、大きく見せるという、そんな象徴的なおもちゃ、道具はもう取り外してもらいたい、いいかげんフラストレーションがファンにとっては溜まって来ます」
ワカマツ、アンドレのコール。
古舘アナ「レスラーとして初めて栄光のコール、栄光と言っていいのでありましょうか!?ゴリ押しのコール、そしてアンドレ・ザ・ジャイアントであります。ついにゴリ押しにゴリ押し、駆け引きを重ねて勝ち取ったレスラーとしての地位っ!」
続いて、上田、猪木のコール。
古舘アナ「一方、上田馬之助、寝返り男と言われて猪木と手を組んだ上田馬之助、そしてアントニオ猪木であります。新しい闘魂タオルを首に巻いております。ロングサイズのタオルを首に巻いていますアントニオ猪木、額には絆創膏が貼られております。ちょっとこのへんが気がかりであります。
また古傷と言いますか、その傷口をパカッと開けてしまうようなことになりますと、また流血戦にもなりかねません。さあ、上田が、猪木の手足となって、どう動くでありましょうか?空母の猪木に対して、上田がどのようなフォローをしていくでありましょうか、アントニオ猪木、じーっと鋭い視線をアンドレ・ザ・ジャイアントに浴びせております」
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