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2018年09月15日20:56

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(465)

86年5月1日、両国国技館、新日本プロレスvsUWF5対5勝ち抜き戦第6試合(20分1本勝負)【新日本副将】木村健吾vs【UWF中堅】木戸修。レフェリー柴田勝久。

古舘アナ「山本さんっ」

小鉄「はい」

古舘アナ「これでですねぇ、木戸はですねぇ、敢えて勝敗というものを度外視して木村に決定的なダメージを与えるだけで中堅としての任務は終了という余裕のある展開になりましたねぇ」 

両者ガッチリと握手を交わして試合開始のゴング。

小鉄「そうなんですけどね、木戸選手もですね、木村選手を『何を!』という位、食ってやるという気持ちになって然りだと思うんですよね」

古舘アナ「なるほど!」

小鉄「ただですねぇ、木村選手、そうはいかないと(木戸を)破ってですね、藤原選手、あるいは前田選手まで持っていこうという気概はあると思うんですよね。タッグのチャンピオンですからね。この辺のところ見せて欲しい訳ですよね」 

古舘アナ「なるほど。まあ、桜井さん」

桜井さん「はい」

古舘アナ「まあ、先程の闘い模様を振り返りますと、まあ、あの〜、越中と木戸の中堅同士の闘いは8分13秒、反則勝ちで木戸に凱歌が上がった訳なんですが、まあ、越中ですねぇ、何とか木戸潰し、あるいは中堅潰しというものを狙っていってですねぇ、心中策に出たと思うんですが」

桜井さん「そうですね」

古舘アナ「まあ、それをズルいという風に見るか、あるいはまたですねぇ、心中にいくのはいいんですけども最後の詰めが甘かったという見方、様々あると思いますけどねぇ」

桜井さん「まあ、何とかねぇ、越中とすればねぇ、両者リングアウトでもですねぇ、木戸を止めようと、そういう動きに出たと思うんですがねぇ、やはりちょっとねぇ、勢い余りましてねぇ、裏目に出てしまいましたよねぇ。そうなるとねぇ、今度あのぉ〜、木戸−木村ですよねぇ、今度は木戸がですねぇ、老獪ですからね、思い切ってそのお〜、木村抱き込み策に来ると。そうなりますとねぇ、残る藤波、そして藤原、前田という2対1の決戦になってしまいますからねぇ」

古舘アナ「そうですねぇ」

桜井さん「これもまたあのぉ〜、非常に木村のですねぇ、試合ぶりが大事ですよぉ!」

古舘アナ「はい。木村も慎重に木戸をクリアーしなくてはなりません。ここで木村が木戸に敗れるというアクシデントになってしまいますと、これは俄然UWF有利であります」

桜井さん「これはもう大変ですね」 

古舘アナ「大変なことになってしまいます。新日前線部隊は後がなくなってしまいます。この後は大将の藤波が待っているのみであります」

木村、左足で木戸のボディにキック。木戸、その蹴り足をつかまえて潜り込み倒そうとしますが木村、上体を被せてこれを防御。ならばと木戸、小さなドラゴンスクリューばりの捻りで倒してからレッグロック。

木村は足を決められながらもスリーパー狙い。木戸が嫌がりロープブレイク。離れ際、木村がストンピングを連発。場外に出て体勢を回復させる木戸。木戸がリングイン、手四つから木戸がスライディング・レッグシザースで倒し木村の左腕を固めていきます。 

木村の左腕に自らの頭を着けて固定させておいてからスタンドへ。木村これを巻き投げで切り返し、逆に木戸の左腕を固めていきました。
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