全日本プロレス86年チャンピオン・カーニバル、4月5日、横浜文化体育館(観衆4,800人発表)ではスタン・ハンセンのAWA世界ヘビー級、PWFヘビー級の二冠に長州が挑戦。長州は全日本の看板シングルタイトルであるPWFヘビー級王座は勿論、世界3大メジャー王座であるAWAのベルトに挑むのも勿論初です。
試合はハンセンが長州に向けて放ったウェスタン・ラリアットがレフェリーのジョー樋口に誤爆。樋口レフェリーはリング上で失神。そこへハンセンのセコンドであるテッド・デビアスが乱入して長州を2人がかりで攻撃。
長州のセコンドについていたキラー・カーンがリングに入りデビアスを場外に落としてこれをカット。サブレフェリーのタイガー服部が入って来たところで、ハンセンが服部レフェリーに暴行。ゴングが要請され18分27秒、ハンセンの反則負けを宣告しました。
反則裁定でもタイトルが移動するPWF王座のみ移動、長州は馬場の代名詞的ベルトであったPWFヘビー級王座を獲得、インターナショナル・タッグ王座と併せて二冠王となりました。ハンセンはAWA世界ヘビー級王座のみ防衛。
UNヘビー級王座決定リーグ戦は天龍がオレイ・アンダーソンを5分39秒、パワーボムからのエビ固めで勝利。なお、谷津嘉章は4月1日、上越大会でのカルガリー・ハリケーンズとの試合で足を負傷し4月10日まで欠場。リーグ戦を棄権しています。
テレビマッチながら馬場、鶴田組はセミ前に回り、デビアス、ロン・バス組と対戦、鶴田がバスを8分28秒フライング・ボディシザースドロップから体固め。
翌4月6日は日曜日の後楽園ホール大会(観衆3,400人超満員発表)。メインイベントは全日本では都心初登場となるスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二のカルガリー・ハリケーンズが全日本の鶴田、天龍、タイガーマスク組との頂上対決。
試合は15分35秒、鶴田が高野俊をバックドロップからの体固めで破り全日本の勝利。
新PWFヘビー級王者となった長州は谷津嘉章と組んでハンセン、オレイ組の元ジョージア地区USタッグ王者チームと対戦、8分7秒、長州がリキラリアットからの片エビ固めでオレイを破っています。
チャンピオン・カーニバルは83、84年にPART�靴泙燃�催されたグランド・チャンピオン・カーニバルの路線を踏襲し、タイトルマッチを連発。
4月11日、長崎国際体育館(観衆4,200人満員発表)では長州、この日が復帰戦となる谷津組のインターナショナル・タッグ王座にラッシャー木村、阿修羅・原の国際血盟軍が挑戦。
原は地元長崎の試合とあって何としてもベルトを奪取したいところでしたが、場外で谷津に放ったヒットマン・ラリアットをかわされて鉄柱に誤爆し左腕を強打。
谷津がすかさずリングに上がり14分38秒、リングアウト勝ちで長州、谷津組が2度目の防衛を果たしました。
翌4月12日の熊本市体育館(テレビ生中継、観衆3,400人発表)では長州、谷津組がハンセン、デビアス組のPWF世界タッグ王座に挑戦。(インターナショナル・タッグのベルトは賭けられず)
18分24秒、ハンセン、デビアス組の連携に逆上した長州が椅子を持ち出して反則負けとなりハンセン、デビアス組が2度目の防衛に成功しています。
UNヘビー級王座決定リーグ戦は天龍と原が正規軍と国際血盟軍に分裂してから初のシングル対決。16分30秒、原がボディスラム気味に担ぎ上げたところ、天龍がクルッと体勢を入れ替えて片エビ固めに丸め込んでフォール勝ち。
鶴田、タイガーマスク、ハル薗田組vsマシン、H斉藤、高野俊組の一戦は15分17秒、魔神風車固めでマシンが薗田をフォールしています。
翌4月13日、あの「超大物」の全日本プロレス入団記者会見が行われています。
ログインしてコメントを確認・投稿する