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2018年06月11日07:17

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(373)

前田日明、リーグ戦棄権で迎えたUWF格闘プロスペクト、第5戦は85年9月6日、後楽園ホール大会(観衆2,177人超満員発表)。聖地後楽園での興行人気の高さを証明しました。

第1試合で新人の宮戸成雄(優光)がデビューし星名治と15分時間切れ引き分け。この時点でUWFの若手は中野龍雄(翼耀)、広松智、神田秀宣、星名、岡本剛、安生洋二、宮戸と7人となり、新日本プロレスのヤングライオンと遜色ない充実ぶりでした。

メインイベントの公式戦は藤原喜明と木戸修の職人対決。17分42秒、藤原がチキンウィング・アームロックで激闘を制し4戦4勝。木戸は2勝2敗。

セミファイナルはスーパー・タイガーvs高田伸彦。Sタイガーが13分44秒、アキレス腱固めで高田をギブアップさせてこちらも4戦4勝。高田は4敗。

この日予定されていた前田と山崎一夫の公式戦は前田のリーグ戦棄権により山崎の不戦勝となり、山崎はこれが初白星となって1勝3敗となりました。

この日の後楽園大会に、先日、新日本プロレスを退団してプロダクション、「カルガリー・ハリケーンズ」を結成したスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二の3人が現れ、試合をリングサイド後方で観戦。上がるリングの選択肢としてUWFがターゲットになったかを思わせましたが…。

シリーズ最終戦は9月11日、後楽園ホール大会(観衆2,349人超満員発表)。メインでは藤原vsSタイガーの全勝対決。勝った方が優勝です。

試合は藤原が「佐山ルール」では禁じ手となっているヘッドバットを見舞って観客は大喜び。19分31秒、ワキ固めで藤原が完勝。5戦全勝優勝を遂げ、先シリーズと併せ2連覇を達成しています。

優勝した藤原はマイクを掴んで「アキラ、出てこい!」と欠場中の前田に激を飛ばしましたが、果たして本人の耳には届いたのか…。

セミは4敗の高田と不戦勝のみの1勝3敗の山崎が対戦、壮絶な打撃戦となりダウンの応酬の末、高田が26分18秒、KO勝ちでスコアの上では共に1勝4敗に終わりました。

木戸は前田に不戦勝で3勝2敗、前田は1勝4敗となっています。

シリーズ終了後、Sタイガーと他の選手との間の溝を修復すべく話し合いが持たれ、10月9日と10月20日に後楽園ホールで「無限大記念日�供廚粒�催が発表され、チケットも売り出されましたが、選手間の心の溝は深く、SタイガーはUWFを離れ、新格闘技「シューティング」の道へ。大会は中止になり、チケットは払戻しとなりました。

UWFは事務所オープンから僅か1年半で活動休止となってしまいました。
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