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2018年05月19日11:23

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(350)

85年5月17日、熊本県立総合体育館(テレビ生中継)では藤波はIWGPトーナメントでアイアン・マイク・シャープを破っていますが、試合終了後、4月18日、両国国技館での藤波戦はマネージャーであるショーグン・KYワカマツのパウダー攻撃誤爆によるもので、実力負けではなく、再戦を要求するスーパー・ストロング・マシンが姿を現しました。

藤波はそんなSSマシンに対し、テレビ生中継で「お前、平田だろう!」とタブーであるマスクマンの正体暴きをリング上でやってしまいました。

これに対しSSマシンは無言のままマスクの紐を解き、顎からチラッとだけマスクをめくってリングを降りています。これについての詳細はまた改めて別連載「猪木とビンス」(まだ継続中)で書きたいと思います。

「IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ」の名称通り、シリーズ中はトーナメント以外にもタイトルマッチが盛り沢山に組まれました。

5月18日、後楽園ホール(ノーテレビ)ではザ・コブラのWWFジュニア・ヘビー級王座にヒロ斉藤が挑戦。コブラがタイガー・スープレックスホールドでフォール勝ちし防衛。

この日はアンドレ・ザ・ジャイアントとキングコング・バンディのレッスルマニア級のスペシャルマッチが組まれ、アンドレのジャイアントプレスで圧殺されたバンディが9分で試合放棄となりました。

5月20日、広島県立体育館(ノーテレビ)ではコブラとH斉藤のWWFジュニア・ヘビー級選手権試合の再戦が行われ、H斉藤がジャーマン・スープレックスホールドでコブラから3カウントを奪い、初のWWFジュニア王座奪取。

5月24日、神戸ワールド記念ホール(テレビ生中継)では新設されたWWFインターナショナル・タッグ選手権の初代王者チーム決定戦が行われ、藤波、木村健吾組がディック・マードック、アドリアン・アドニスにリングアウト勝ちし初代王者チームとなりました。新しくWWF認定のベルトを新設するあたり、新日本プロレスとWWFとの親密関係はまだ継続するかと思われたのですが…。

この日のメインイベントは猪木vsアンドレのスペシャルマッチで8分56秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。

5月31日、大宮市民体育館(テレビ生中継)で新WWFジュニア・ヘビー級王者となったらH斉藤がトニー・セントクレアーを8分48秒、ジャーマンで破り王座初防衛に成功。この試合のレフェリーはダニー・ホッジが務めました。

ホッジは76年の交通事故で首の骨を折る重傷を負って現役を引退しましたが、自力で車内から脱出したという怪物ぶりで事故がなければこの時53歳。まだまだ現役を続けていたと思います。
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