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2018年05月06日23:34

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飛龍革命〜あれから30年〜(15)

新日本プロレス88年サマー・ファイト・シリーズは7月15日、後楽園ホールで開幕(テレビ収録、観衆2050人満員発表)

開幕戦はまだ猪木は欠場の状態。このシリーズ、藤波の保持するIWGPヘビー級王座決定リーグ戦が行われることになりました。

猪木はこのリーグ戦にシード等ハンディ一切なしで出場することを発表。

リーグ戦にエントリーしたのは猪木、長州、マサ齋藤、ビッグバン・ベイダー、木村健吾の5選手が総当たりリーグ戦45分1本勝負を行い、最多得点者が8月8日、横浜文化体育館での特別興行「スーパー・マンデーナイト・インヨコハマ」で王者藤波に挑戦することになりました。

開幕戦のセミファイナルは藤波、坂口組vsベイダー、M齋藤組で11分52秒、藤波、坂口組が反則勝ちとなっています。

メインイベントはリーグ戦で長州と木村健が対戦。長州がサソリ固めで木村健を追い込んでいきましたが木村健も長州のリキラリアットを正面飛びのドロップキックで返して、稲妻レッグラリアット。勝機があるかと思いきや、11分52秒、長州が「腕鉄砲水」(辻義就アナウンサー命名)リキラリアットでフォール勝ちし先ず5点獲得と幸先良いスタート。

猪木は翌7月16日、長野スケートセンターでの第2戦から試合に出場。

藤原喜明、越中詩郎と組んでバズ・ソイヤー、マニー・ヘルナンデス、キューバン・アサシン(国際プロレス、旧UWFに参戦した選手とは別人)組と対戦。11分25秒、猪木がアサシンを体固めに決めて約3か月ぶりの復帰戦を勝利で飾りました。

復帰3試合目の7月21日、小樽市総合体育館のメインイベント、猪木、藤原、ジョージ高野組vs長州、M齋藤、スーパー・ストロング・マシン組で波乱が起きました。

11分36秒、猪木が長州のリキラリアットの前にフォール負け。

猪木は新日本プロレス旗揚げ以来、同門、弟子筋の日本人レスラーにフォール負けしたのは85年12月12日、仙台・宮城県スポーツセンターでのIWGPタッグ・リーグ戦優勝決定戦、猪木、坂口組vs藤波、木村健組で31分53秒、藤波のドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)にカウント3を奪われて以来です。

シングルでは86年5月30日、広島県立体育館での坂口戦で坂口にアトミックドロップの要領で持ち上げられて、そのまま急所をトップロープに叩き付けられて9分54秒、リングアウト負けを喫したのみでした。

この時は女性との密会を写真週刊誌「FRIDAY」に撮られ、坊主頭になった猪木に対し、リング上での「女房役」である坂口がきついお仕置きを加えた、程度に報じられ、猪木が負けたというインパクトは強くありませんでした。

しかし、ノーテレビの地方大会の何の変哲もない6人タッグで猪木が長州にあっさりとフォールを許してしまったのは衝撃的でした。
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