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2018年05月01日16:45

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決勝前夜(3)/SS

決勝前日。

この日だけは練習しようと思っていたので屋上で練習を始める。

前日とあって気合いの入った練習を続けるが----------------



輝莉「・・・・あっ・・・・!!」


1回転ターンをするところでバランスを崩した輝莉は屋上に倒れた。慌てて乃愛と星名が駆け寄る。


乃愛「だ、大丈夫ですか!?」

輝莉「だいじょうぶだいじょ---------」


なんともない風に立ち上がろうとして・・・・顔を顰めた。


・・・・アキレス腱が・・・・イタイ・・・・??


星名「もしかして・・・・足挫いた?ちょっとみせて」


ジャージの足首の部分を捲り上げて靴下をズリ下げる。すると・・・・赤く腫れあがっていた・・・・!!


乃愛「ちょっと病院に行きましょう。風祭先輩に行ってきます!!」


そういうと乃愛は屋上から走り去っていった。その後を星名が輝莉に肩を貸しながらゆっくり追っていく-------




























燿は病院の待合の椅子で頭を抱えていた。


(恐れていた事が・・・・起きてしまった・・・・。やはり前日とはいえ、練習を許可すべきではなかった・・・・)


そうは言っても結果論ではあるのだが。となりに座る鳴鈴がなんとか彼を励まそうとして・・・・言葉が見つからずに俯く。


そしてさらに横に座る響介、「どうする?号外作る?」と問う。鳴鈴は・・・・悩む。あまり・・・・広げるべき話ではない。


だが・・・・きっとそれでも出てしまうであろう彼女を止められるのは友人達であろう。鳴鈴は響介と一緒に学校へ戻っていった。


入れ違いでSTAR-MINE全員がやってきた。全員慌てた顔で。どうして事の次第を知っているのかはすぐわかった。ここは月乃宮が運営する病院だから、アイリーンに知らせがいったのだろう。


アイリーン「どうですの?輝莉は」

燿「今手当中だ。・・・・やっぱり前日だからってゲネプロさせるんじゃなかった!!くそぉ!!」


燿は前に椅子を蹴る。そんな事をしても事態は変わらないが・・・・許可してしまった数時間前の自分を殴ってやりたい。そんな気分だった。



十数分後、処置室から出てきた3人。輝莉は足に湿布を貼っており、そのうえから包帯を巻いているらしい。捻挫というが・・・・包帯が痛々しい・・・・。


翼「骨を折ったりしていないだけまだ幸いだったね」

美久「だけど・・・・その足で明日は・・・・」


輝莉「・・・・・・・・出るよ・・・・・・・・」


待合室の椅子に座りながらそういった輝莉を怒鳴りつけたのはののか。棄権はしたくないと言う輝莉だが、STAR-MINE全員で説得を試みるが、それでも出る意思は変わらないという。


奏鳴「でも・・・・その足では--------」

乃愛「そうですよ。今回は棄権して次の機会に------------」


なんとか説得しようとした乃愛だが、’今回は’に反応して輝莉も言い返す。「第3回大会があるとは限らない。アイドルになりたい」と。


流奈「そうは言ってもその足じゃ・・・・」


ののか「そーよ。あきらめなさい。といいたいトコだけど、そのアイドルになりたい根性だけは認めてあげるわ。アイリーン。医者に痛み止めの処方の指示してやって」



アイリーン「なにをバカな事を!!そんな事をして後々にひびいたら------」

燿「そうだ。僕はそんな事は許可できない!!」


ののか「乃愛に聞いた話だとターンするところでコケたって話だけど、そこだけなんとかなればイケルのよね。決勝で使う曲、激しい動きとかないんでしょ?」


燿「だからって痛み止め使ってまで出るなんて・・・・」


輝莉「おねがいします燿さん」


輝莉は頭を下げた。どうしても出たいと。意思は固いと見て燿のほうが折れた。医師を話をつけて明日、痛み止めを打ってから会場入りする事になった。


星名「とんだ前日練習になっちゃったね・・・・」

輝莉「ごめんね〜・・・・心配かけちゃって」


乃愛「そう思うなら棄権してください。・・・・と言っても無駄なのはもう分かりましたけど」



そんなやりとりをして病院から出て行く3人。それを見送る燿とSTAR-MINE・・・・。


痛み止めを打ってまで出てケガが酷くなるのはきっと本人も分かっている筈だが・・・・気莉は最後まで出るといって聞かなかった。


アイリーン「そうまでして出たいとは・・・・余程優勝してアイドルになりたいのね」

ののか「意識の高さはいーけどねー」


美久「大丈夫かな・・・・」

翼「捻挫だからといって甘くはみてはいけないんだが・・・・まぁ激しいフリはないというし」


流奈「倒れ込んだの屋上のアスファルトの上だよね。他にケガはなかったのかな」


奏鳴「足だけみたいですけど・・・・心配だなぁ・・・・」








アイリーン「こうなったら見守りましょう燿。行く末を。明日1日・・・・いえ、1ステージだけ乗り切れればよいのですから」


燿「・・・・ああ・・・・」


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