この歳になればまあ当たり前だが、
現役アスリートだった頃の古傷は、身体のあちこちにある。
そして、ひとたび激しい運動をすればすぐに悲鳴を上げる。
そりゃいまや現役じゃないから日々ケアしてないし、
トレーニングも積み重ねてない・・・
だから、古傷がうずきだしたらなかなか癒えない・・・
先日も冬季五輪の選手が、
骨折しているのに競技に参加してマスコミに驚かれていたが、
現役アトリートにとっては稀にあることである。
そもそもシーズン通して、五体満足でいられることなんてまずないし。
トップで戦っていれば、紙一重の闘いの中で、
相手選手も含め、お互いにケガだらけの状態でシーズンを戦う。
したがって、ケガを抱えて大会に出るとか、
試合をするとかっていうのは、いたって当たり前。
スピードスケートの小平選手と金メダリストの清水さんの会話で
80%の力でも勝てる実力っていう話があったけど、
やはり絶対王者はそういうものだろう。
シーズン通して、体調が万全なときはそうそうないということは、
80%でも勝てる力を持っていないと、たまたま運悪く、
五輪の時に体調が悪かったら負けてしまうことになる。
まあ、トップアスリートあるあるかな(笑)
そういう現役生活を長く経験してしまうと、
いろいろな腱とか関節とかにガタがきている。
足首とか膝とか、踏ん張るたびに外れそうな気がする。
古傷って、勲章みたいに言ったところで、
現実には老後が恐ろしいね(笑)
まあ、うまく付き合っていくしかないんだが・・・
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