マツダは猪木の額めがけ、手刀(チョップ)の嵐。猪木はダウンして再び場外にエスケープ。
三浦アナ「桜井さんっ、マサ齋藤あたりは勝つためには手段を選ばないというか、そういった物騒なことも言っていますし」
桜井さん「そうですねぇ、やはりこれは同じフロリダグループですからね。総帥マツダにどうしても勝たせたいところでしょうね」
猪木、リング下で呼吸を整えます。
三浦アナ「猪木がリング下であります。カウントが入ります」
猪木がエプロンからリングに上がって来ようとしたところをマツダが手刀、猪木はエプロンからマツダの首をつかむとごぼう抜きにフライングメイヤーで場外に投げ捨てました。
猪木は場外で逆水平打ちからマツダを鉄柱へ。左肩を強打したマツダ。
三浦アナ「ヒロ・マツダを物凄い勢いで鉄柱にぶつけました猪木」
桜井さん「左の肩がちょっとぶつかったようですねぇ」
猪木、マツダ両者リング内へ。猪木はナックルパンチの連打、先ほどのマツダの手刀のお返し。
三浦アナ「両者リング内に戻った!首筋、後ろの首筋にパンチ、そして今度は顔面であります」
桜井さん「このねぇ、ナックルパンチが出る時は猪木が本当にエキサイトしているんですねぇ!」
三浦アナ「猪木のパンチが炸裂!猪木の、マツダにだけは絶対に負けたくない、そういった執念、怒りが今、爆発しています」
猪木はブレーンバスターからカバーの体勢へ。マツダはカウント2。
三浦アナ「猪木のブレーンバスター!フォールの体勢ですがカウント2つ。マツダ返しました。」
桜井さん「まあ、しかしマツダも粘りますねぇ!」
猪木はヘッドロックからマツダをロープに飛ばしていきました。タックルは猪木が打ち勝ちました。猪木はもう一回、自らロープに飛んでタックル、これを読んでいたマツダは猪木が帰ってきたところをコブラツイスト。猪木もコブラツイストで切り返し、両者リング中央でクルクルと回転しコブラツイストの掛け合いです。
三浦アナ「『私のプロレス人生のこれまでのキャリアを全て賭けて猪木と闘う』ヒロ・マツダの言葉であります。そして『私のこれからの将来を賭けて闘う』という猪木。猪木、マツダの物凄い攻防であります。コブラツイスト合戦を制した猪木、回り込んで、回り込んで(繰り返す)猪木、バックを取りました。猪木のコブラツイスト!」
桜井さん「うーん!」
猪木のコブラツイストはマツダがロープをつかんでエスケープし、ブレイク。
三浦アナ「ロープにはまだ距離があります。今、ようやくマツダの手がロープにかかりました。ロープブレイクです。残念です!」
ロープブレイクも猪木はすぐにコブラツイストをほどこうとせず。そこへエプロンに上がったM齋藤がマツダの身体を強引に引っ張ってコブラを外そうして救援に入りました。
手を出したM齋藤に突っ掛かる坂口。猪木はこの隙にマツダを場外に落として砂かぶり席に叩き付けてから胸板にキック、弱って来たマツダをリング内に入れ、ロープに飛ばして卍固め。
三浦アナ「猪木の一瞬の狂気が…猪木がラフ(ファイト)から今度は猪木がオクトパス・ホールドです。さあ、これはどうか!?」
ほぼリング中央、猪木の卍固めがマツダを捕らえました。
ここでリング内にM齋藤を初め、上田馬之助、剛竜馬、サンダー杉山の狼軍団が一斉に乱入。試合をぶち壊しにかかりましたが新日本正規軍も坂口、藤波、星野勘太郎らが入って来てこれを阻止。
三浦アナ「さあ、決まるかっ!齋藤が中に入りました。オクトパス・ホールド」
桜井さん「完全に入ってますねぇ!」
マツダついにギブアップ。23分6秒、猪木の勝利です。
三浦アナ「卍固め決まりました。猪木、プレ日本選手権優勝です。決め技はアントニオ・スペシャルでした」
桜井さん「今のは絵に描いたように決まりましたね。場外乱闘に持ち込んだのは計算ずくでしたね。そこで上がって来るところを狙ってましたねぇ!」
三浦アナ「23分6秒の激闘でした!」
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