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2018年02月03日11:28

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(271)

猪木、マツダにスタンディング式のアームロックを極められながらロープに押し込んでロープブレイク。

マツダは確かに細かいテクニックは上手いですが、NWA世界ジュニア・ヘビー級王座を2度、戴冠したことでもわかるように軽量であり、力では猪木に負けてしまいます。

桜井さん「こういうねぇ、細かい攻めがこの人(マツダ)の怖いところなんですよねぇ」

レフェリーのミスター高橋がブレイクを命じ、両者綺麗にブレイク、かと思いきや、猪木は離れ際にマツダの左頬の辺りに下から突き上げるようなヘッドバットの奇襲。

こういった一瞬の隙を突いてのダーティな攻めで相手の心を折りにいくのも猪木の常套手段です。

猪木の思わぬ奇襲に顔を歪めるマツダ。怒りをあらわにしています。

三浦アナ「今、コーナーで猪木の肘が当たったようでした」

放送席の三浦アナからは猪木のヘッドバットが一瞬の出来事だっただけに、エルボーに見えたかと思われます。

桜井さん「今、猪木が荒っぽい返し方をしましたねぇ」

古舘アナ「放送席三浦さん、ヒロ・マツダ陣営なんですが、セコンドに付いているマサ齋藤ですがね、試合を見ていてですね、今のところ、序盤は調子はいいが、もっと猪木の腕の関節に照準を絞って攻めていったらいいんじゃないかと、そのようなことを言ってました」

三浦アナ「そうですか!ちょっと動きが気になりますセコンド陣であります」

両者リング中央、マツダは組むと見せかけて猪木の左足をつかんで足払い、ダウンを奪って猪木の左足を痛めつけていきました。

三浦アナ「マツダの攻勢であります。猪木の左足に攻撃を集中、攻勢に出ています」

桜井さん「しかし、このセコンド陣でもですねぇ、齋藤にしても剛にしても、マツダの教えを受けたことがありますし、齋藤は一時期、猪木と一緒にやったことがある(東京プロレス時代のことか、新日本プロレスに日本側助っ人として参戦していた時期のことを言っているのかは不明)。まぁ、藤波は猪木の弟子ですしねぇ、弟子達が師匠の闘いをジーッと見ている、という感じですねぇ」

猪木はマツダに足を攻められながらも、マツダの腕をつかんで、空いている右足の脛の部分をマツダの胸に押し当てて、一気に腕ひしぎ逆十字固めに入りました。この辺の動き方を見ると、猪木とスパーリングをした後輩選手が口を揃えて猪木の道場での強さを評価するのは理解出来ます。

三浦アナ「さあ、十字架固めで猪木が攻めています。今度は猪木攻勢です。非常に手に汗握る、息を飲む試合となりました」

マツダ、上体を起こして逃げようとしますが、マツダの肘は極ったままでなかなか逃げられず。

桜井さん「これはねぇ、マツダの指が縮まらないんですねぇ、あそこで猪木に絞られていますからねぇ、猪木の力が入っているんでしょうね」
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