皆で着替えて砂浜へ。
男子の簡単の声。悪い気はしないが・・・・やっぱり恥ずかしい。
ビーチパラソルを立てて、男子を1人、荷物番としておいておく。
律音「高木君1人置いてきて・・・・」
「大丈夫。男子で持ち回りするから」
律音「私達は?」
流奈「女子1人残したらたちまちナンパされるでしょ」
「そうそう。それにわるいおじさんに連れていかれるかもしれないし」
連れていかれて何をされるのか・・・・ゾッとする話である。男子は持ち回りで荷物番だが、皆で海を満喫した。海で泳ぎ、スイカ割りをしてお昼は海の家に行ったり。
「おーい宮崎。次はお前の番だぜ」
「ん?ああ、荷物番な。わかった」
宮崎の前の荷物番、鈴木という男子と入れ替わりパラソルのところへ戻っていった。それを見送る律音だったが、流奈に背中を押されて「今が2人きりのチャンスだよ」と半ば唆されてビーチパラソルへ。
ビーチパラソルにもどると宮崎はスマホをいじっていた。律音に気付くとどうしたのかと聞かれてとりあえず疲れたからと適当な理由をつけて・・・・宮崎の隣に腰を下ろす。
(わー・・・・!!宮崎君と2人きり〜・・・・!!」
隣の宮崎はツブヤイターでもみてるのかスマホの画面をみていたが、律音はどうしたものかと考える。
律音「き、今日は晴れてよかったね〜」
無難な話が出た。折角の律音と会話できるのだし、宮崎はスマホの操作を止める。
宮崎「そ、そうだな。・・・・あ〜・・・・その・・・・最初は言わなかったけど・・・・その水着、似合ってるよ・・・・」
カタコトながらそう言ってくれた。「ありがとう」と礼を言ったが・・・・そのあとは2人して黙り込む。お互いにチラチラと見やる。宮崎もどう話をしようか困っているのだろうか。別段、律音といて嫌そうにはしていない。
暫く黙り込んだ宮崎はとりあえず留学先の事を聞いてみた。これまた無難な話題だ。前回皆で遊びに出かけた時にも話した事だが、ダンマリよりはいい。
その話題を皮切りに話が弾む。律音が話して宮崎が相槌をうつだけだったが、律音はそれでもよかった。宮崎と話が出来るだけで。
律音「たまにSTAR-MINEの皆が電話くれるんだ。たまに会いたいな〜とか思うけど、応援の電話やメールをくれて頑張ってるんだ」
宮崎「1人でイギリスで頑張ってるんだもんな。すげーよな草薙は。前回のPROJECT-STAR-LIGHTもそうだけど。俺なんて人前で歌うなんてどんな罰ゲームだよ!!だぜ?」
律音「あはは☆・・・・・・・・ね、ねぇもしよかったら・・・・」
律音はもじもじと恥ずかしそうにしながらも・・・・言った。宮崎とも連絡取り合いたいと。「えっ」と驚きつつ慌てる。
律音「宮崎君・・・・」
宮崎は唸る。頬を赤らめて、見上げて・・・・しかも水着姿。
こんなかわいい子でフリステスのエトワールになったと電話?そんな律音に見とれつつ・・・・頷いてしまう。そして笑顔の律音。その場で電話番号とメールアドレスを交換。
宮崎「うわあ・・・・俺の携帯に女の連絡先登録したの家族と速水(流奈の名字)以外になかったのに・・・・」
律音「私も家族と燿君くらいしかなかったよ」
この海に来たメンバーへの連絡はいつも流奈からなされているので、2人は何度も遊びに行っている仲なのに連絡先交換は今だったりした。
律音「ありがと。よろしくね?」
なんて頬を赤らめて言うものだからドキドキしてしかたがない。2人は次の荷物番交替まで楽しく会話をした。
・・・・それを遠巻きにチラ見していた流奈はうまくやっているようだと満足気だったという--------------
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