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2017年12月08日23:17

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(236)

国際プロレス日本リーグ争覇戦の最終戦は78年11月30日、千葉公園体育館(観衆4000人発表、テレビ収録)で行われました。

優勝決定戦に駒を進めたのは国際のエース、ラッシャー木村と日系のプロフェッサー・タナカ。

試合はタナカが持ち前のパワー&ラフファイトで試合を優勢に運び、凶器攻撃によりR木村は額から大流血、しかし、R木村は起死回生のバックドロップ1発。すかさず押さえ込んで11分5秒、片エビ固め。カウント3が入りR木村が優勝を飾っています。

試合後、優勝したR木村を隣に囲み取材に応じた吉原功社長は「日本リーグ争覇戦に優勝したR木村を同時期に開催されている新日本プロレスのプレ日本選手権の優勝者と対戦させたい」とコメント。

吉原社長がこのコメントを発したことで6年という長きに亘って親密関係を築いて来た馬場の全日本プロレスとの提携が終わったことがはっきりとわかりました。

セミファイナルは3位決定戦、鶴田とディーン・ホーの一戦。鶴田とホーでは実力に差がありすぎたか、終始鶴田は余裕のある試合運びを見せ、11分20秒、後方回転エビ固めで完勝(逆さ押さえ込みという表記の文献もあるが映像を見る限り回転エビ固め)。3位となっています。

この日はテレビ収録用にスペシャルマッチが組まれ、アニマル浜口と大木金太郎がシングルで対戦し(60分1本勝負)、16分1秒、大木が場外でのヘッドバットの連打からリングアウト勝ち。

マイティ井上はキム・ドクと45分3本勝負で対戦。1本目は11分48秒にドクが体固め、2本目は3分32秒にM井上が回転エビ固め。

決勝の3本目は4分48秒に両者リングアウトとなり1-1の引き分けとなっています。

この年の9月13日に全日本プロレスの愛知県体育館で鶴田のUNヘビー級王座に挑戦し1-1から60分時間切れ引き分け。5分間の延長戦も時間切れとなる死闘を展開しそのタフネスさと実力者ぶりを示したドクを相手にドローに持ち込んだのはM井上の底力を見せつけています。

M井上は鶴田相手には2連敗(今回の日本リーグ争覇戦、前77年11月29日、大田区体育館での全軍対抗戦)でしたが、鶴田のライバルだったドクに対しては元IWA世界ヘビー級王者としての意地を見せました。

フリーの石川孝志、ミスター・ヒト組vs全日本の極道コンビ、グレート小鹿、大熊元司組のタッグマッチは30分時間切れ引き分けに終わりました。

フリーとしてアメリカ修行から国際のリングに凱旋帰国した石川は翌12月1日、全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦から全日本のシリーズに参戦。

次の79年新春ジャイアント・シリーズにも出場し、3月の第7回チャンピオン・カーニバルからは正式に全日本所属となっています。
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